コールドアイル・ホットアイルとは?こーるどあいる・ほっとあいる
コールドアイル・ホットアイルとは、データセンターで、ラックの吸気面同士を向かい合わせにして冷気の通路(コールドアイル)を作り、排気面同士の通路(ホットアイル)と分ける配置方式。冷気と暖気が混ざるのを防ぐことで、同じ空調能力でも吸気温度が下がり、電力を増やさずに冷却が成立する。
最終更新:2026-10-06
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ラックをすべて同じ向きに並べると、前の列が吐いた暖気を次の列が吸い込み、奥ほど吸気温度が上がって局所的な高温部が生まれる。空調の設定温度を下げて対処すれば電力費が膨らみ、機器の許容温度に対する余裕も読みにくい。機器の並べ方という設備側の工夫で気流を分離することが、費用を増やさずに冷却と安定稼働を保つ基本になった。
具体例
監査人は現地調査で、ラック列の向きと空きスロットのブランクパネルの有無を確かめる。空床が塞がれていなければ、そこから暖気が冷気側へ回り込み、配置を整えても分離は成立しない。あわせて吸気温度の実測記録を入手し、設計どおりの温度に収まっているかを検証する。
試験での引っ掛け
どちらの通路が冷気側かで取り違えが起きる。判別の軸はラックの向きで、吸気面(前面)が向き合う通路が冷気側、排気面(背面)が向き合う通路が暖気側になる。列をすべて同じ向きに並べると前列の排気を後列が吸い込み、奥ほど吸気温度が上がる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問12(IPA)
データセンタにおけるコールドアイルの説明として,適切なものはどれか。
正解:空調機からの冷気とIT機器からの熱排気を分離するために,ラックの前面(吸気面)同士を対向配置したときの,ラックの前面同士に挟まれた冷気が通る部分である。
要点:コールドアイルは吸気面を対向させた間の冷気の通り道
データセンタの空調効率を高める配置手法では、ラックの吸気面同士を向かい合わせ、排気面同士を向かい合わせて並べる。吸気面に挟まれた冷気の通り道がコールドアイル、排気面に挟まれた熱気の通り道がホットアイルである。冷気と熱気を混ぜないことで冷却効率が上がる。
出典:令和3年度 秋期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問12(IPA)
データセンタにおけるコールドアイルの説明として、適切なものはどれか。
正解:空調機からの冷気とIT機器からの熱排気を分離するために、ラックの前面(吸気面)同士を対向配置したときの、ラックの前面同士に挟まれた冷気が通る部分である。
要点:コールドアイルは吸気面を対向させた間の冷気が通る通路
データセンタでは、ラックの吸気面同士を向かい合わせて配置し、その間の通路に床下などから冷気を供給する。この冷気が通る通路がコールドアイルで、逆に排気面同士が向かい合う通路がホットアイルである。冷気と熱排気を物理的に分離することで、排気の回り込みによる冷却効率の低下を防ぐ。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。