ビュー(導出表)とは?びゅー
ビュー(導出表)とは、問合せの定義だけを持ち、実体としてのデータを持たない表。基底表のうち見せてよい行と列だけを切り出して提示できるため、アクセス権を与える単位として使える。列名の付け替えや絞り込みができる一方、更新操作は成立しない場合がある。
最終更新:2026-10-06
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表そのものに権限を与えると、同じ表に含まれる機微な列まで一括で見えてしまう。列や行の単位で見せ方を変えたいという要求に、権限の粒度が追いつかない。この差を埋めるために、問合せの結果を名前の付いた表として扱う仕組みが用意された。監査でも、機微データへの参照制限がこの形で実装されている例は多い。
具体例
人事給与データベースで、部門長には自部門の行だけを返す定義を与え、基底表への直接の権限は付与しない構成が典型。監査人は権限一覧と定義文(CREATE VIEW)を突き合わせ、基底表へ直接到達できる利用者が残っていないかを確かめる。
試験での引っ掛け
作ってあること自体を統制の証拠にはできない。基底表への権限が残っていれば迂回できるため、確かめる先は定義ではなく基底表側の権限になる。結合や集合関数を含むものが更新できないという制約も、併せて問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問17(IPA)
導出表を説明したものはどれか。
正解:何らかの問合せによって得られた表である。
要点:導出表は問合せ結果として得られる表でビューが代表例
関係データベースの表は、実際にデータを保持する実表と、問合せの結果として導かれる導出表に分けられる。ビューが代表例で、定義された問合せに基づき実表から動的に生成されるため、それ自体は実体としてのデータを持たない。よって導出表は何らかの問合せによって得られた表と説明できる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。