ロールバック・ロールフォワードとは?
ロールバック・ロールフォワードとは、ロールバックは異常終了したトランザクションを開始前の状態へ戻す処理、ロールフォワードは媒体障害からのリストア後に、バックアップ以降のコミット済み更新をログで再現する処理。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2022年度)。
ろーるばっく・ろーるふぉわーど
ロールバック・ロールフォワードの意味
ロールバックは異常終了したトランザクションを開始前の状態へ戻す処理、ロールフォワードは媒体障害からのリストア後に、バックアップ以降のコミット済み更新をログで再現する処理。
ロールバック・ロールフォワードの具体例
ディスク障害ではバックアップをリストアしてログでロールフォワードし、処理中の中断トランザクションはロールバックする。
ロールバック・ロールフォワードは試験でどう引っ掛けられる?
障害の種類(トランザクション障害・媒体障害)とどちらを使うかの対応が問われる。
ロールバック・ロールフォワードと関連する用語
ロールバック・ロールフォワードが出た過去問
媒体障害の回復において,最新のデータベースのバックアップをリストアした後に,トランザクションログを用いて行う操作はどれか。
正解:バックアップ取得後にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。
要点:媒体障害の復旧はリストア後にコミット済み更新をロールフォワード
媒体障害では記憶媒体そのものが失われるため、バックアップを復元した上で、その後の更新を再現する必要がある。ログを用いてバックアップ取得後にコミット済みのトランザクションの更新後情報を順に反映するのがロールフォワードである。未コミットで中断したトランザクションは元々反映されていないので、ロールバックする対象にはならない。
出典:平成30年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問17(IPA)データベースのデータを更新するトランザクションが、実行途中で異常終了したとき、更新中のデータに対して行われる処理はどれか。
正解:トランザクションの更新ログ情報を使いロールバックすることによって、データをトランザクション開始前の状態に回復する。
要点:異常終了したトランザクションはロールバックで開始前状態に戻す
トランザクションが途中で異常終了した場合、そのトランザクションによる中途半端な更新を残すわけにはいかない。DBMSは更新前ログ(before image)を用いてロールバックを行い、データをトランザクション開始前の状態に戻す。これに対しロールフォワードは、媒体障害からの回復時に更新後ログを使ってコミット済みの更新を再現する処理である。
出典:令和4年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。