CEマークとは?しーいーまーく
CEマークとは、EU域内で販売する製品が、関連するEU指令・規則の必須要求事項に適合していることを製造者が自ら宣言して表示するマーク。品質の優劣を第三者が保証するものではなく、適合宣言書と技術文書を作成し保持することが表示の前提になる。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
加盟国ごとに製品規制が違えば、域内の自由な流通は成り立たない。安全に関わる必須要求だけを共通化し、その充足を製造者の宣言に委ねることで、規制と流通の両立を図った仕組みである。監査では、輸出する製品を扱う組織で技術文書が保管され、設計変更のたびに見直されているかが確認点になる。表示だけを真似ても、裏付けの文書が無ければ要件を満たさない。
具体例
EU市場向けに出荷する電子機器では、適用したEU指令と整合規格を技術文書としてまとめ、適合宣言書を作成したうえで表示する。リスクの高い区分では公認機関(ノーティファイドボディ)の関与が求められるものもある。
試験での引っ掛け
「第三者機関の認証マーク」「品質が優れていることの証明」と読ませる選択肢が定番。原則は製造者の自己宣言であり、日本のPSEマークやJISマークとは制度の建て付けが異なる点に注意する。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問13(IPA)
ヨーロッパで運用されているCEマークを説明したものはどれか。
正解:対象となる製品がEUの定める必須要求事項に適合していることを示している。
要点:CEマークはEU必須要求事項への適合を製造者が示す表示
CEマークは、製品がEUの関連指令に定める必須要求事項を満たしていることを製造者が宣言し表示するものである。対象製品に適用される指令が複数あるなら、そのすべてに適合していなければならない。第三者が安全性を保証する制度ではなく、他国の適合表示制度で代替できるものでもない。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの9 企業と法務 > 4. その他の法律・ガイドライン・技術者倫理 > (5) その他の法律・基準などに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。