有効性(利用時の品質)とは?ゆうこうせい
有効性(利用時の品質)とは、利用時の品質モデルを構成する特性の一つで、決められた利用者が決められた目的を、正確に、しかも途中で諦めずに最後まで達成できた度合いを指す。速度や操作数ではなく結果だけを見る指標であり、誰がどの環境で何のために使うかを固定してはじめて測れる点が製品側の品質と違う。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
機能一覧と応答速度で品質を測っていると、要求どおりに作ったのに使われないという事態を説明できない。そこで、製品の側の性質と、実際に使ったときの結果とを別のモデルに分け、後者を利用状況とセットで測るという整理が持ち込まれた。投資の成果を稼働率ではなく業務の達成度で語れるため、経営への報告と受入基準の書き方が変わる。
具体例
行政手続のオンライン申請では、目的を申請の完了と定義し、完了できた割合を指標に据える。画面の表示が速くても途中離脱が三割あれば有効性は低い。達成率九割以上という形で受入基準に書き込み、受入テストでは実際の利用者に操作させて確かめる。
試験での引っ掛け
効率性と取り違えやすい。有効性は達成できたかどうか、効率性は達成までに費やした時間や操作数である。また製品品質の側の使用性は製品が持つ性質であるのに対し、利用時の品質は利用状況を固定したうえでの結果側の測定である点が違う。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問23(IPA)
OCSPクライアントからOCSPレスポンダーへのリクエストとそのレスポンスに関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:デジタル証明書のシリアル番号,証明書発行者の識別名(DN)のハッシュ値などをOCSPレスポンダーに送信し,そのレスポンスでデジタル証明書の有効性を確認する。
要点:OCSPは証明書の識別情報を送り失効状態を即時確認する
OCSPはデジタル証明書の失効状態をオンラインで即時確認するプロトコル。クライアントは証明書全体ではなく、証明書のシリアル番号や発行者名・公開鍵のハッシュ値などから成るリクエストを送り、レスポンダーからgood/revoked/unknownという有効性の判定を受け取る。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。