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内部不正とは?ないぶふせい

内部不正とは、従業員・元従業員・委託先の要員など、正規のアクセス権限を与えられた者がその権限を悪用して、情報を持ち出す、改ざんする、破壊するといった行為。正規の操作として記録されるため検知が難しく、重要情報に直接届く立場にあることから被害が大きくなりやすい。動機・機会・正当化がそろうと起きるとする不正のトライアングルの考え方とあわせて問われる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報セキュリティマネジメント試験の過去問では8回出題されています(2016年度〜2022年度)。

情報セキュリティマネジメント試験の頻出用語/全分野

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背景

境界を守る対策は、外から来る攻撃者を前提に組み立てられている。しかし内部の者はすでに境界の内側におり、業務として情報に触れることが許されている。不満や処遇への不服といった動機に、権限が広すぎる、記録が残らないといった機会が重なると、本人の中で行為が正当化されて実行に至る。外部対策では手が届かないこの経路を扱うために、内部不正という枠組みが立てられている。

具体例

IPAが公表する「組織における内部不正防止ガイドライン」は、権限の最小化、操作記録の取得と本人への周知、退職時の手続、職場環境の整備といった観点で対策を整理している。退職予定者のアクセス権を退職日より前に業務範囲へ絞る運用は、動機と機会が重なる期間を短くする代表的な手当てにあたる。

試験での引っ掛け

ファイアウォールなど外部からの攻撃を止める対策では防げない。効くのはアクセス権の最小化、操作ログの取得と「記録している」ことの周知、持出し手段の制限といった内部統制側の管理策である。また内部不正は悪意ある行為を指し、うっかりの誤送信や設定ミスは過失であって内部不正には含まれない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では8回出題(2016年度〜2022年度)
  • 分野:全分野
  • ファイアウォールなど外部からの攻撃を止める対策では防げない。