開発標準(コーディング規約)とは?かいはつひょうじゅん
開発標準(コーディング規約)とは、設計やプログラミングの書き方を組織やプロジェクトの中で統一するために定める取り決め。命名規則、字下げ、コメントの書式のほか、入力値検証の書き方や危険なAPIの禁止といったセキュアコーディングの規定も含める。担当者ごとの書き方のばらつきを抑えることで、レビューが読みやすくなり、保守や引き継ぎの負担が下がる。
最終更新:2026-10-06
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同じ処理でも書き手が違えば書き方は分かれ、読む側は毎回書き方の解読から始めることになる。人が入れ替わり、コードが年単位で残る前提では、この読み取りの負担がそのまま保守コストになる。加えてセキュリティ上の欠陥は特定の書き方に集中して現れるため、書き方をそろえること自体が脆弱性の作り込みを減らす手立てにもなっている。
具体例
IPAが公開する「セキュア・プログラミング講座」やJPCERT/CCのコーディングスタンダードを下敷きに、自組織の規約として、SQLは必ずプレースホルダを使う、出力時にエスケープ処理を通す、といった具体の書き方を明文化する。規約に落としてあれば、レビューでの指摘が個人の好みではなくルール違反として扱える。
試験での引っ掛け
規約を定めれば品質が保たれるわけではない。決めることと守られていることを確かめることは別の活動で、確認はコードレビューや静的解析ツールが担う。この役割分担が問われやすい。また規約が現場の実態と合わないまま放置されると、形だけ守って抜け道を使う運用になる点も押さえておく。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問22(IPA)解説で登場
アジャイル開発のプロジェクトで、ソースコードの品質を向上させるために、バグ、コードの重複、脆弱性につながるコードを自動で検出することができるOSSのツールを導入…
正解:SonarQube
要点:SonarQubeはコード品質と脆弱性を自動検出する静的解析OSS
SonarQubeは、ソースコードを静的解析してバグの疑い、コードの重複、脆弱性につながる記述、コーディング規約違反などを自動検出するOSSの品質管理ツールです。CIに組み込んでコミットごとに解析し、品質ゲートを満たさない変更を止める使い方が一般的で、アジャイル開発で継続的にコード品質を保つ用途に適します。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。