デイリースクラムとは?でいりーすくらむ
デイリースクラムとは、スクラムで、開発者が毎日同じ時刻・同じ場所に集まり、15分を目安にスプリントゴールへの進み具合と障害を確かめ、次の24時間の計画を調整する会議。上司への進捗報告会ではなく、開発者自身が自分たちの作業を組み立て直す場である。脆弱性スキャンの検出やレビューでのセキュリティ指摘もここで共有されるが、対応の優先順位や設計変更の判断は会議を延ばさず関係者が別途行う。
最終更新:2026-10-06
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日々の状況を共有しないと、同じ問題に別々に取り組んだり、詰まっている人に誰も気づかなかったりして、スプリントの終盤で遅れが表面化する。短く毎日集まる仕組みはその予防である。長引く議論を持ち込むと会議の目的が壊れるため、時間を固定して詳細は別に切り出す作法が定着した。支援士では、DevSecOpsの中でセキュリティの検出結果をチームの日常にどう流すかという文脈で出る。
具体例
スクラムガイド(ケン・シュエイバーとジェフ・サザーランド)が定める15分のイベントで、毎朝9時30分から「昨日やったこと」「今日やること」「困っていること」を各自が短く述べる。SCAで新しい脆弱性が出たと共有されたら、詳しい対応は会議後に担当者とプロダクトオーナーが別途集まって決める(この分離をパーキングロットと呼ぶこともある)。
試験での引っ掛け
時間を延ばして設計議論やセキュリティ対応の詳細まで行うのは誤り。上司へ報告するための会議でもなく、参加は開発者で、スクラムマスターやプロダクトオーナーは進行を仕切らない。「毎日」「時間を固定」「短時間」が定義に含まれ、週次で行うものは定義上デイリースクラムではない。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問23(IPA)解説で登場
アジャイル開発手法の説明のうち、スクラムのものはどれか。
正解:プロダクトオーナーなどの役割、スプリントレビューなどのイベント、プロダクトバックログなどの作成物、及びルールから成る。
要点:スクラムは役割とイベントと作成物で構成される反復の枠組み
スクラムは、プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発者という三つの責任と、スプリント、スプリントプランニング、デイリースクラム、スプリントレビュー、レトロスペクティブというイベント、そしてプロダクトバックログ、スプリントバックログ、インクリメントという作成物から成る枠組みである。短い期間のスプリントを繰り返し、その都度検査と適応を行うことで経験的にプロセスを改善していく。具体的な技術プラクティスは定めず、進め方の骨組みを与える点が特徴である。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 1. 開発プロセス・手法 > (1) ソフトウェア開発手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。