アジャイル開発・スクラムとは?
アジャイル開発・スクラムとは、短い反復(イテレーション/スプリント)ごとに動くソフトウェアを作り、利用者のフィードバックで優先順位を見直しながら価値の高いものから届ける開発方式。スクラムは代表的な枠組みで、プロダクトオーナ・スクラムマスタ・開発チームの役割、プロダクトバックログとスプリントバックログ、スプリントレビューとレトロスペクティブなどで構成される。要求の不確実性が高いSoE領域に向く。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では4回出題されています(2020年度〜2025年度)。
あじゃいるかいはつ・すくらむ
アジャイル開発・スクラムの意味
短い反復(イテレーション/スプリント)ごとに動くソフトウェアを作り、利用者のフィードバックで優先順位を見直しながら価値の高いものから届ける開発方式。スクラムは代表的な枠組みで、プロダクトオーナ・スクラムマスタ・開発チームの役割、プロダクトバックログとスプリントバックログ、スプリントレビューとレトロスペクティブなどで構成される。要求の不確実性が高いSoE領域に向く。
アジャイル開発・スクラムの具体例
3週間ごとに動く機能を利用部門に見せ、優先順位を入れ替えながら進める。契約は準委任型を基本とし、変更を前提とした運営とする。
アジャイル開発・スクラムは試験でどう引っ掛けられる?
要件が固定できないことを前提とするため、成果物一式を先に確定させる請負型の契約とは相性が悪い。
アジャイル開発・スクラムと関連する用語
アジャイル開発・スクラムが出た過去問
アジャイル開発のプラクティスの一つである“ふりかえり(レトロスペクティブ)”を行う適切なタイミングはどれか。
正解:各“イテレーション”の最後
要点:ふりかえりは各イテレーションの最後に進め方を改善する
ふりかえりは、一定期間の作業を終えた区切りでチームが集まり、うまくいったこと・困ったこと・次に試すことを話し合い、進め方そのものを改善する場である。スクラムではスプリント(イテレーション)の最後に実施することが定められており、次の反復に改善策を持ち込める点に意義がある。日々の朝会は進捗と障害の共有が目的で、役割が異なる。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 am2 問23(IPA)アジャイル開発手法の説明のうち、スクラムのものはどれか。
正解:プロダクトオーナーなどの役割、スプリントレビューなどのイベント、プロダクトバックログなどの作成物、及びルールから成る。
要点:スクラムは役割とイベントと作成物で構成される反復の枠組み
スクラムは、プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発者という三つの責任と、スプリント、スプリントプランニング、デイリースクラム、スプリントレビュー、レトロスペクティブというイベント、そしてプロダクトバックログ、スプリントバックログ、インクリメントという作成物から成る枠組みである。短い期間のスプリントを繰り返し、その都度検査と適応を行うことで経験的にプロセスを改善していく。具体的な技術プラクティスは定めず、進め方の骨組みを与える点が特徴である。
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問23(IPA)アジャイル開発のプロジェクトで、ソースコードの品質を向上させるために、バグ、コードの重複、脆弱性につながるコードを自動で検出することができるOSSのツールを導入…
正解:SonarQube
要点:SonarQubeはコード品質と脆弱性を自動検出する静的解析OSS
SonarQubeは、ソースコードを静的解析してバグの疑い、コードの重複、脆弱性につながる記述、コーディング規約違反などを自動検出するOSSの品質管理ツールです。CIに組み込んでコミットごとに解析し、品質ゲートを満たさない変更を止める使い方が一般的で、アジャイル開発で継続的にコード品質を保つ用途に適します。
出典:令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)アジャイル開発手法の一つであるスクラムを適用したソフトウェア開発プロジェクトにおいて、KPT手法を用いてレトロスペクティブを行った。KPTにおける三つの視点の組…
正解:Keep, Problem, Try
要点:KPTはKeep・Problem・Tryで振り返る改善手法
KPTは、Keep(うまくいったので今後も続けること)、Problem(うまくいかなかった問題点)、Try(次に試すこと)の三つの視点で振り返りを整理する手法です。スクラムのスプリントレトロスペクティブでよく使われ、良かった点と問題点を洗い出したうえで、次のスプリントで実行する改善策をTryとして具体化します。
出典:令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。