ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTとは?ふりかえり
ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTとは、一定期間の作業を終えたチームが、成果物ではなく進め方そのものを点検し、次の期間で実行する改善行動を自分たちで決める活動。KPTはKeep(続けること)、Problem(困っていること)、Try(次に試すこと)の3欄に意見を整理する代表的な進め方で、スクラムではスプリントごとに行う。
最終更新:2026-10-06
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計画時に決めた進め方が最適である保証はなく、やってみて初めて分かる詰まりが必ず出る。従来は工程の終わりや案件の終了時に教訓をまとめていたが、そこで得た知見はもうその案件には使えない。短い周期で進め方を直せる場を仕組みとして確保するために、反復の末尾に固定の時間を置く形が定着した。
具体例
Problem に挙がった「レビュー待ちで手が止まる」に対し、Try を『レビュー依頼は午前中に出す』の1つへ絞る。決めた Try を Jira や Backlog にタスクとして登録しておき、次の反復で実行されたかと効果を確かめ、定着したら Keep へ移す。
試験での引っ掛け
個人の反省会にすると発言が止まり、形だけの行事になる。点検の対象は人ではなく進め方である。Try を大量に決めても次の期間に消化されないため、確実に実行できる数へ絞るのが定石。プロジェクト終了時に行う教訓の収集とは、周期も目的(次の期間に間に合わせるか、次の案件へ引き渡すか)も異なる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問23(IPA)
アジャイル開発手法の一つであるスクラムを適用したソフトウェア開発プロジェクトにおいて、KPT手法を用いてレトロスペクティブを行った。KPTにおける三つの視点の組…
正解:Keep, Problem, Try
要点:KPTはKeep・Problem・Tryで振り返る改善手法
KPTは、Keep(うまくいったので今後も続けること)、Problem(うまくいかなかった問題点)、Try(次に試すこと)の三つの視点で振り返りを整理する手法です。スクラムのスプリントレトロスペクティブでよく使われ、良かった点と問題点を洗い出したうえで、次のスプリントで実行する改善策をTryとして具体化します。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 1. 開発プロセス・手法 > (1) ソフトウェア開発手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。