ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTとは?
ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTとは、一定期間の作業を終えたチームが、進め方そのものを見直して次の期間の改善行動を決める活動。KPTはKeep(続けること)・Problem(問題)・Try(次に試すこと)の3区分で意見を整理する代表的な進め方。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では3回出題されています(2020年度〜2025年度)。
ふりかえり
ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTの意味
一定期間の作業を終えたチームが、進め方そのものを見直して次の期間の改善行動を決める活動。KPTはKeep(続けること)・Problem(問題)・Try(次に試すこと)の3区分で意見を整理する代表的な進め方。
ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTの具体例
スプリント末に30分確保し、Problemに挙がった「レビュー待ちで手が止まる」に対しTryとして「レビュー依頼は午前中に出す」を決め、次スプリントで効果を確認する。小さく試して定着したらKeepへ移す循環を回す。
ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTは試験でどう引っ掛けられる?
犯人探しの場にすると発言が出なくなり形骸化する。対象は人ではなくプロセス。またTryを大量に決めても実行されないため、次の期間で確実に実行できる数に絞るのが定石。プロジェクト終了時の教訓収集とは頻度が異なる。
ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTと関連する用語
ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTが出た過去問
アジャイル開発のプラクティスの一つである“ふりかえり(レトロスペクティブ)”を行う適切なタイミングはどれか。
正解:各“イテレーション”の最後
要点:ふりかえりは各イテレーションの最後に進め方を改善する
ふりかえりは、一定期間の作業を終えた区切りでチームが集まり、うまくいったこと・困ったこと・次に試すことを話し合い、進め方そのものを改善する場である。スクラムではスプリント(イテレーション)の最後に実施することが定められており、次の反復に改善策を持ち込める点に意義がある。日々の朝会は進捗と障害の共有が目的で、役割が異なる。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 am2 問23(IPA)アジャイル開発手法の説明のうち、スクラムのものはどれか。
正解:プロダクトオーナーなどの役割、スプリントレビューなどのイベント、プロダクトバックログなどの作成物、及びルールから成る。
要点:スクラムは役割とイベントと作成物で構成される反復の枠組み
スクラムは、プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発者という三つの責任と、スプリント、スプリントプランニング、デイリースクラム、スプリントレビュー、レトロスペクティブというイベント、そしてプロダクトバックログ、スプリントバックログ、インクリメントという作成物から成る枠組みである。短い期間のスプリントを繰り返し、その都度検査と適応を行うことで経験的にプロセスを改善していく。具体的な技術プラクティスは定めず、進め方の骨組みを与える点が特徴である。
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問23(IPA)アジャイル開発手法の一つであるスクラムを適用したソフトウェア開発プロジェクトにおいて、KPT手法を用いてレトロスペクティブを行った。KPTにおける三つの視点の組…
正解:Keep, Problem, Try
要点:KPTはKeep・Problem・Tryで振り返る改善手法
KPTは、Keep(うまくいったので今後も続けること)、Problem(うまくいかなかった問題点)、Try(次に試すこと)の三つの視点で振り返りを整理する手法です。スクラムのスプリントレトロスペクティブでよく使われ、良かった点と問題点を洗い出したうえで、次のスプリントで実行する改善策をTryとして具体化します。
出典:令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。