MVNOとは?えむぶいえぬおー
MVNOとは、Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略で、自前の基地局や周波数を持たず、移動体通信事業者(MNO)から回線を借りて通信サービスを提供する事業者である。設備投資が要らないため低価格の料金プランを出しやすく、いわゆる格安SIMの提供元になる。支援士では、社用スマートフォンの調達やMDMによる端末管理と併せて、通信経路の責任分界を問う文脈で出る。
最終更新:2026-10-06
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携帯電話事業は周波数の免許と基地局網が要り、新規参入がほぼ不可能だった。総務省は競争を促すため、MNOに回線の卸提供を義務づけ、設備を持たない事業者もサービスを提供できるようにした。電気通信事業法上はMVNOも電気通信事業者であり、通信の秘密の保護や個人情報の取扱いの責任を負う点が、単なる販売代理店との違いである。
具体例
IIJmioやmineoはNTTドコモやKDDIの網を借りてサービスを提供しており、端末が実際に電波をやり取りしている相手はMNOの基地局である。借りている帯域が限られるため昼休みに速度が落ちやすい。企業向けには、MVNOの閉域SIMでIoT機器や社用端末をインターネットに出さず社内網へ直結する構成が使われる。
試験での引っ掛け
MVNOは新たに安い回線を敷設した事業者ではなく、既存事業者の設備を借りているだけである。設備を持つMNO、MVNOに回線の仕入れやシステムを仲介するMVNEとの三者の区別が問われる。また通信の秘密や個人情報の責任はMNOに一任されるのではなく、MVNO自身も電気通信事業者として負う。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (6) モバイルシステムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。