現地調査法(視察)とは?げんちちょうさほう(しさつ)
現地調査法(視察)とは、監査人が現場へ出向き、業務やシステムの運用状況を自分の目で観察して監査証拠を得る技法。入退室の実態、書類や媒体の扱われ方、機器の設置状況など、規程の記述や担当者の説明だけでは確かめられない実際の姿を直接押さえられる。得た印象は主観が入りやすいため、他の証拠と組み合わせて裏付ける。
最終更新:2026-10-06
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監査の証拠は文書と説明から集めるのが基本だが、文書は「そう決めた」ことしか示さず、説明は説明する人の理解を通ってしまう。決めたとおりに動いているかは、動いている場に立たなければ判断できない。支援士の文脈では、物理的セキュリティ対策の有効性がまさにこの種の証拠でしか測れない。共連れの起きやすい扉、離席中に開いたままの画面、印刷したまま放置された書類は、いずれも規程を読んでも出てこない。
具体例
経済産業省のシステム管理基準は、設備や環境の管理を点検の対象に挙げている。これを確かめるにはデータセンタへ実際に立ち入り、入退室記録に残る人数と室内にいる人数を突き合わせ、扉が一人ずつしか通れない構造になっているかを見る、という進め方になる。
試験での引っ掛け
見た一回がいつもの姿とは限らず、監査の予定を知って整えられることもあるため、記録やログとの突合と組み合わせて裏を取る。文書を読むのはドキュメントレビュー法、担当者に尋ねるのはインタビュー法、記録どうしを照らすのは突合・照合法で、証拠の取り方ごとに名前が分かれている点も出題される。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 1. システム監査 > (5) システム監査の実施(予備調査,本調査,評価,結論)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。