予防統制・発見統制・是正統制とは?よぼうとうせいはっけんとうせいぜせいとうせい
予防統制・発見統制・是正統制とは、統制が効くタイミングによる三分類。起きる前に止めるのが予防、起きた事実を後から見つけるのが発見、見つけた後に元へ戻し再発を防ぐのが是正である。防ぐ手立てだけを厚くした構成は、そこが破られたときに誰も気づけないまま被害が続くため、監査ではこの三つが揃っているかどうかを確かめる。
最終更新:2026-10-06
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事前の防止をいくら積んでも、正規の権限を持つ内部の者による操作や、まだ知られていない手口は必ずすり抜ける。すり抜ける前提に立ち、気づく仕組みと戻す仕組みを別に用意する――という考え方から三層に分かれた。支援士では、この並びが多層防御の考え方や、識別・防御・検知・対応・復旧というNISTのサイバーセキュリティフレームワークの区分と重なり、対策一覧のどこに穴が空いているかを見つける物差しとして使える。
具体例
権限による操作の制限と入力欄の書式検査は予防、アクセスログの定期レビューと日次の残高突合、侵入検知の通知は発見、誤登録の訂正手順とバックアップからの復旧、原因を潰す是正処置は是正にあたる。三つに並べ直すと、検知の仕組みだけが欠けている構成をその場で指摘できる。
試験での引っ掛け
ログを取得しているだけでは発見統制として働かない。誰がどの頻度で見て、異常が出たら何をするかが決まって初めて統制になる。「ログを取っているので統制が整備されている」と答えさせる選択肢に注意。是正統制も復旧作業だけを指すのではなく、再発を防ぐ処置までを含む。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。