アクセス制御方式とは?あくせすせいぎょほうしき
アクセス制御方式とは、誰がどの資源に何をしてよいかを決める規則の立て方による分類。所有者の裁量で決めるDAC、組織のポリシーがラベルで一律に強制し所有者が変更できないMAC、役割に権限をまとめて割り当てるRBAC、属性と条件の組合せでその都度判断するABACがある。
最終更新:2026-10-06
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権限を利用者ごとに一つずつ書き並べると、人事異動のたびに個別の付け外しが要り、規模が大きくなるほど誤りと漏れが増える。役割や属性という中間の概念を挟めば、変更の単位を人から役割へ移せて、棚卸しの対象も減らせる。一方、機密区分の流出を制度として止めたい領域では、個人の裁量を一切残さないMACが選ばれる。用途によって適する方式が違う。
具体例
Linuxのファイルパーミッションは所有者が決めるDACで、SELinuxはその上にラベルによるMACを重ねる実装。クラウドではAWS IAMがロールでRBACを、条件キーを使った制御でABACを提供している。
試験での引っ掛け
MACは強制アクセス制御の略で、メッセージ認証符号(Message Authentication Code)と同じつづりになるため文脈で見分ける。DACは所有者が権限を変えられ、MACは変えられないという裁量の有無が両者の分かれ目になる。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問18(IPA)
IEEE 802.11a/b/g/nで採用されているアクセス制御方式はどれか。
正解:CSMA/CA
要点:無線LANは衝突検出ができないためCSMA/CAで回避する
無線LANでは電波の性質上、送信中に自分で衝突を検出することが難しい。そこでIEEE 802.11系は、送信前にキャリアを検知して他局が使っていないか確かめ、一定時間待ってからランダムなバックオフ時間を置いて送信する衝突回避方式CSMA/CAを採用している。受信側はACKを返し、送信側はこれを受け取れなければ衝突とみなして再送する。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。