CPSとは?
CPSとは、認証局が自らの認証業務をどのような手順・体制で運用するかを定めて公開する文書。本人確認の方法、鍵管理、失効手続、監査、責任範囲などを記載する。要件を定める証明書ポリシー(CP)に対し、CPSはその実現方法を示す。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
しーぴーえす
CPSの意味
認証局が自らの認証業務をどのような手順・体制で運用するかを定めて公開する文書。本人確認の方法、鍵管理、失効手続、監査、責任範囲などを記載する。要件を定める証明書ポリシー(CP)に対し、CPSはその実現方法を示す。
CPSの具体例
社内CAを新設する際、CPSに「鍵はHSM内で生成し外部へ出さない」「失効依頼は本人確認後24時間以内に反映」と明記して公開した。CPが定める要件に対し、CPSは実現方法を示す文書と整理し、年1回の内部監査で実運用との差分を確認している。
CPSは試験でどう引っ掛けられる?
CP(証明書ポリシー)と逆に覚えやすい。CPが「何を満たすか」という要件、CPSが「どう実現するか」という運用手順。CPSは公開される文書であって、社内限りの内部規程ではない点も引っ掛けになる。
CPSと関連する用語
CPSが出た過去問
公開鍵基盤におけるCPS (Certification Practice Statement) に該当するものはどれか。
正解:認証局の認証業務の運用などに関する詳細を規定した文書
要点:CPSは認証局が自らの認証業務の運用手順を定めた文書
CPSは、認証局が自らの認証業務をどのような手順と管理体制で運用するかを詳細に記した文書である。本人確認の方法、鍵の生成と保管、証明書の発行・失効の手順、設備や要員の管理などが記載され、利用者や検証者が当該CAをどこまで信頼できるかを判断する材料となる。上位概念として証明書ポリシ(CP)があり、CPSはその実現方法を具体化した位置付けにある。
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問9(IPA)公開鍵基盤におけるCPS(Certification Practice Statement)はどれか。
正解:認証局の認証業務の運用などに関する詳細を規定した文書
要点:CPSは認証局が認証業務の運用手順を定めた文書
CPS(認証局運用規程)は、認証局が証明書の発行・失効・鍵管理・設備運用などをどのような手順と管理体制で実施するかを具体的に記述した文書です。上位の方針文書であるCP(証明書ポリシー)が「何を満たすか」を定めるのに対し、CPSは「どう実施するか」を定めます。利用者や依拠当事者は、CPSを読むことでその認証局の信頼性を判断できます。
出典:令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。