コミュニケーションのマネジメントとは?こみゅにけーしょんのまねじめんと
コミュニケーションのマネジメントとは、計画に従って情報を作成・配布し、ステークホルダが必要とする情報を利用可能な状態にする実行プロセス。配布して終わりではなく、受け手が理解できたかの確認までを含む。双方向のやり取りを通じて関与を維持し、必要なら伝え方をその場で調整する。
最終更新:2026-10-06
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報告書は出したのに認識が食い違う、という事態はどの現場でも繰り返し起きる。情報は送った時点ではなく、受け手が意味を取れた時点で伝わったと数えるべきで、そのための確認と対話をプロセスとして持つ必要がある。試験では、計画・実行・監視の3プロセスのどれにあたるかを切り分ける形で出題される。
具体例
進捗報告書を定例で配布するだけでなく、同じ質問が繰り返し出るなら、様式を成果物単位の進捗が分かる形へ改める。文書配布と対面の打合せを併用し、認識が揃ったかをその場で確かめる。
試験での引っ掛け
「配布したら完了」ではない。何をいつ誰へ届けるかを決めるのが計画プロセス、届いた情報が有効に働いているかを評価して是正するのが管理のプロセスで、実際に作成・配布して理解を確かめるのがこの実行プロセスにあたる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問14(IPA)
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、プロセス“コミュニケーションのマネジメント”の目的はどれか。
正解:プロジェクトのステークホルダのコミュニケーションのニーズを確実に満足し、コミュニケーションの課題が発生したときにそれを解決すること
要点:コミュニケーションのマネジメントはニーズ充足と課題解決を担う
コミュニケーションのマネジメントは実行・管理の段階に位置し、計画で定めた情報提供が実際にステークホルダのニーズを満たしているかを確認し、不足や行き違いといった課題が生じたときに解決することを目的とする。必要な情報とニーズを決めるのは計画、要求された情報を実際に届けるのは情報の配布であり、段階ごとの目的の違いを押さえる。
出典:令和7年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問12(IPA)解説で登場
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、プロセス“コミュニケーションの計画”の目的はどれか。
正解:プロジェクトのステークホルダの情報及びコミュニケーションのニーズを決定すること
要点:コミュニケーションの計画はニーズを決める計画プロセス
JIS Q 21500の「コミュニケーションの計画」は計画のプロセス群に属し、ステークホルダが必要とする情報とコミュニケーションのニーズを明らかにして決定することを目的とする。実際に情報を届ける「情報の配布」や、ニーズの充足と問題解決を担う「コミュニケーションのマネジメント」は、いずれも実行のプロセス群の別プロセスである。
出典・参考
公式シラバスの4プロジェクトの管理 > 4-11コミュニケーションのマネジメントに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。