証拠保全(管理の連鎖)とは?しょうこほぜん
証拠保全(管理の連鎖)とは、事故の証拠となるデータを、改変されていないと示せる形で確保・保管する手続き。取得の日時・取得者・保管場所・受渡しを切れ目なくつなぐ「管理の連鎖」が要点で、後の訴訟や監督官庁への説明に耐えられるかどうかがここで決まる。
最終更新:2026-10-06
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障害対応の現場は復旧を最優先にするため、再起動やログの上書きで原因の痕跡が真っ先に消える。復旧と証拠の確保は同じ時間と同じ機器を奪い合う関係にあり、事故が起きてから優先順位を議論していては、話しているあいだに証拠が失われる。だからインシデント対応計画の側へ手順として書いておく。
具体例
対象ディスクは書込み防止装置を介して複製し、ハッシュ値を取ったうえで調査は複製側で行う。受渡しのたびに日時と担当者を残す。炎上して責任の所在が争点になる案件では、この記録の有無が「誰の変更が原因か」を後から主張できるかどうかを分ける。
試験での引っ掛け
原本を直接調べた時点で、証拠としての価値は失われる。復旧を急いで再インストールすると原因究明の材料ごと消え、再発防止策も立てられない。復旧と証拠保全は競合するので、どちらを優先するかと誰が決めるかを事前に決めておくのが計画側の仕事になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。