UTMとは?ゆーてぃーえむ
UTMとは、ファイアウォール、IPS、アンチウイルス、URLフィルタリング、アンチスパムなどを1台に載せた統合型のセキュリティ装置。機器と保守契約と設定の窓口が1つにまとまるため、専任者を置けない支社や小規模拠点の境界に置かれることが多い。機能ごとに専用機を並べる構成より費用と設置スペースを抑えられる。
最終更新:2026-10-06
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境界防御を機能ごとに専用機で組むと、1拠点あたり数台の装置と、それぞれの保守契約と設定作法が要る。拠点が数十に増えると、専任者のいない支社に高度な機器を置いて誰が面倒を見るのかという問題になる。UTMは、防御の強さを多少譲ってでも運用の窓口を1つにまとめる方向へ振った答えで、機能の多さより「回せること」が採用理由になる。
具体例
支社に1台置き、インターネット接続とVPN終端、Webフィルタをまとめて担わせる構成が典型である。ただしTLSの復号やIPSを有効にすると処理負荷が跳ね上がり、公称のファイアウォールスループットの数分の一しか出ない。選定は全機能を有効にした状態の実効値と、拠点の回線速度を突き合わせて行う。
試験での引っ掛け
1台に集めた分だけ単一障害点になり、故障がその拠点の全通信の停止に直結する。可用性が要件なら2台構成と切替方式まで含めて設計する。またカタログのスループットは機能を絞った条件での値であり、多機能であることと個々の検出精度が高いことも別の話である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。