DoH/DoTとは?でぃーおーえいち/でぃーおーてぃー
DoH/DoTとは、名前解決の通信を暗号化する方式。DoH(DNS over HTTPS)はHTTPS上の443番で、DoT(DNS over TLS)は専用の853番でTLSにより保護する。経路上の盗聴と改ざんを防げる一方、端末が社外のリゾルバを直接使い始めると、社内の名前解決とDNSを使った統制が効かなくなる副作用がある。
最終更新:2026-10-06
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DNSの問合せは長く平文で運ばれ、経路上で内容を読めるだけでなく、偽の応答を先に返して別のアドレスへ誘導することもできた。盗聴と改ざんの両方に対処するため、既存のTLSに載せる形で暗号化が規定された。DoHがHTTPSと同じポートを使うのは、途中の機器に区別されず遮断されにくくするためで、利用者の秘匿を重く見た設計判断が、企業側の統制と正面からぶつかる構図になっている。
具体例
ブラウザが既定でDoHを使うと社内キャッシュサーバを経由しなくなり、社内向けの名前が引けない、DNSを使ったフィルタリングが効かない、といった事象が起きる。管理下の端末では構成管理でDoHを無効にし、社内リゾルバから上位への問合せをDoTで保護することで、経路の秘匿と社内の統制を両立させる設計を採る。
試験での引っ掛け
DoHはHTTPSと同じ443番なのでポート番号での識別・遮断ができず、社外のリゾルバ利用を止めるには端末側の設定で抑えるしかない。DoTは専用ポートで遮断は容易だが、その分ブロックもされやすい。また暗号化されるのは端末とリゾルバの区間だけで、そこから権威サーバへの区間やリゾルバ自身の信頼性は別の問題である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。