ネットワークスペシャリスト暗記無料で始める

BGP-4とは?びーじーぴーふぉー

BGP-4とは、AS間の経路制御を担うパスベクタ型のEGP。TCPの179番ポートでピアを確立し、最初に経路表全体を交換したあとは差分(更新と取消し)だけを交換する。経路選択はメトリックの大小ではなく、LOCAL_PREF、AS_PATHの長さ、MEDなどのパス属性と管理者が書いたポリシに基づいて決まる。経路には通過してきたAS番号の並びが付くため、それを見てループを検出できる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ネットワークスペシャリスト試験の過去問では4回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2019年度〜2024年度)。

ネットワークスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:Border Gateway Protocol version 4

この語が出る過去問を解く →

背景

インターネット全体の経路は数十万本規模にのぼり、全員で同じ地図を共有するリンクステート型の方式では計算も転送も持たない。加えて事業者間では、通したい経路と通したくない経路が契約で決まるため、最短を自動で選ばれては困る。BGPは経路にAS番号の並びを付けて配り、受け取る側が方針で採否を決められる形にした。冗長化やトラフィックの流入制御の設計で、どの属性をどちらの向きに効かせるかが問われる。

具体例

仕様はIETFが RFC 4271 として定めている。複数のISPと接続する企業では、外向きに出る通信の経路をLOCAL_PREFで主回線に寄せ、外から入ってくる通信の経路はAS_PATHプリペンドで予備回線側を長く見せて避けさせる、といった調整を行う。

試験での引っ掛け

LOCAL_PREFは自AS内でのみ有効で外向きの通信の出口を決め、MEDは隣接ASに対して自分への入口の希望を伝えるもので、効く向きが逆である。またプロトコルの載り方の対比も定番で、BGPはTCP179番、OSPFはIP直上のプロトコル番号89、RIPはUDP520番になる。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では4回出題(2019年度〜2024年度)
  • 分野:午前II
  • LOCAL_PREFは自AS内でのみ有効で外向きの通信の出口を決め、MEDは隣接ASに対して自分への入口の希望を伝えるもので、効く向きが逆である。