リスク(目的に対する不確かさの影響)とは?りすく
リスク(目的に対する不確かさの影響)とは、規格上は「目的に対する不確かさの影響」と定義され、望ましくない方向だけでなく好機も含む概念。情報セキュリティの文脈では、脅威が脆弱性を突いて情報資産へ損害を与える可能性を指し、守るべき資産の価値・脅威・脆弱性の3つがそろって初めてリスクとして成立すると考える。
最終更新:2026-10-06
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「危ない」という感覚のままでは、どこへ費用をかけるべきかを説明できない。そこで、起きる可能性と起きたときの影響の大きさへ分けて見積もり、掛け合わせた大きさで並べ替えられるようにした。順位が付けば、受容する・低減する・移転する・回避するのどれを選ぶかを費用と釣り合わせて決められる。ネットワークシステムの要件定義では、信頼性やセキュリティの対策水準を決める根拠がこの評価になる。
具体例
拠点間を1本の回線だけで結んでいる場合、断線すると業務が全停止するという影響の大きさと、工事や障害の起こりやすさを見積もる。NTT東日本の回線に加えてKDDIの回線を別経路で引く費用と、停止1時間あたりの損失額を並べて、冗長化して低減するか保険で移転するかを決める。
試験での引っ掛け
脅威そのものをリスクと呼ばない。脅威は外から来る要因、脆弱性は自分側の弱点で、リスクはその組合せから生じる可能性であり、対策で直接減らせるのは主に脆弱性の側。また規格の定義は好ましい方向の不確かさも含むため、「リスク=損失」と限定して覚えると定義を問う設問で外す。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問19(IPA)
VLAN機能をもった1台のレイヤ3スイッチに40台のPCを接続している。スイッチのポートをグループ化して複数のセグメントに分けたとき、スイッチのポートをセグメン…
正解:スイッチが、PCからのブロードキャストパケットの到達範囲を制限するので、アドレス情報の不要な流出のリスクを低減できる。
要点:VLANはブロードキャストの到達範囲を分割して情報流出を抑える
VLANでポートをグループ分けすると、各VLANが別々のブロードキャストドメインになる。ARP要求などのブロードキャストは同じVLAN内にしか届かなくなるため、他のセグメントの端末に自分のアドレス情報が伝わらず、盗聴によるネットワーク構成の把握を難しくできる。VLAN間の通信はレイヤ3での中継が必要になる点も効果につながる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。