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脅威とは?きょうい

脅威とは、情報資産の機密性・完全性・可用性を損なう可能性のある要因を指し、発生源から人的脅威・技術的脅威・物理的脅威の3つに分けて整理する。ネットワークでは外部からのDDoSや不正侵入に目が行きやすいが、構成変更時の作業ミスも、電源や回線の断も同じ脅威の一種である。脅威そのものは消せないため、打ち手は自分側の脆弱性を塞ぐ方向に取る。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ネットワークスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

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背景

対策を思いついた順に並べても、どこまでやれば足りるのかは決まらない。そこで「何が起こりうるか(脅威)」「どこが弱いか(脆弱性)」「何を守るか(資産)」を分けて置き、その組合せでリスクの大きさを見積もる枠組みが要る。分類が効くのは抜けに気づけるからで、境界に機器を並べて技術的脅威は見ていても、入退室と作業手順が空いていれば人的・物理的な側からは素通りになる。ネスペはセキュリティ侵害の分析と対応が出題範囲にあり、監視で拾った事象をこの枠組みに当てはめて説明させられる。

具体例

IPAやJPCERT/CCが出す注意喚起は、どの分類に当たるかで打ち手が変わる。VPN装置の既知の脆弱性を突く侵入は技術的脅威で、修正版の適用と管理インタフェースのアクセス元制限が効く。保守作業での設定消失は人的脅威なので、変更手順と切戻し手段の用意で備える。同じ「通信が止まった」でも、備える場所が別になる。

試験での引っ掛け

脅威は自分の外側で起きる事象、脆弱性は自分側の弱点で、運用で減らせるのは後者だけである。「DDoSという脅威を無くす」は成り立たず、減らせるのは受ける側の容量不足や経路の一本化といった弱点のほうになる。リスクも脅威と同義ではなく、脅威が脆弱性を突いて資産に及ぼす影響の大きさを指す。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 脅威は自分の外側で起きる事象、脆弱性は自分側の弱点で、運用で減らせるのは後者だけである。