SLI・SLOとエラーバジェットとは?えすえるあい・えすえるおーとえらーばじぇっと
SLI・SLOとエラーバジェットとは、SLI(Service Level Indicator:サービスレベル指標)は可用性や応答時間の実測値、SLO(Service Level Objective:サービスレベル目標)はその目標値、エラーバジェットはSLOが許す失敗の総量。信頼性を100%を目指す対象ではなく使い切ってよい予算として扱い、開発速度と安定性の配分を数字で決める。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
可用性を上げる投資は水準が上がるほど急に高くつき、一方で利用者が体感できる差はどこかで消える。「あといくら失敗してよいか」を残高の形で持てば、止まっていない今この瞬間に新しい変更を出してよいのか止めるべきかを、感覚ではなく残高で決められる。Googleが提唱したSRE(Site Reliability Engineering)の中核にある考え方である。
具体例
月間のSLOを99.9%と置くと、許される停止は約43分。障害で30分使った月は残りが13分しかないため、リスクの高い変更を凍結して改善へ資源を回す。逆に残高が余っていれば、積極的に機能追加を出す判断が正当化できる。
試験での引っ掛け
SLA(Service Level Agreement:サービスレベル合意)との区別が問われる。SLAは顧客との契約で違反に補償が伴う対外的な約束、SLOは社内の目標で通常SLAより厳しく置く。SLIは指標そのものであって目標値ではない。エラーバジェットも「使ってはいけない予備」ではない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 1. サービスマネジメント > (4) SLAに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。