HTTP/2とは?えいちてぃーてぃーぴーつー
HTTP/2とは、テキストで書かれていたHTTP/1.1の伝送形式をバイナリのフレームに改め、1本のTCPコネクション上で複数の要求と応答を多重化する版。ヘッダをHPACKで圧縮し、関連資源を先に送るサーバプッシュも定義する。メソッドやステータスコードといった意味論は1.1と同じままである。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
1.1では1つのコネクションで1つの応答を待つため、先頭の応答が遅いと後続が詰まる(ヘッドオブラインブロッキング)。ブラウザは接続を6本ほど並べて回避してきたが、接続ごとにハンドシェイクと輻輳制御をやり直す無駄が生じる。多重化は、接続数を増やして誤魔化すのをやめ、1本の中に並べる方式へ改めたものである。
具体例
1ページに100個の画像がある場合、1.1では6本の接続を使い回して順に取得するが、HTTP/2では1本の中に100個のストリームを並べて同時に流せる。主要ブラウザはHTTPS(TLS上)でのみHTTP/2を使う実装になっており、実質的に暗号化とセットで普及した。
試験での引っ掛け
変わったのは運び方だけで、メソッドとステータスコードは1.1のまま。多重化してもTCPで1パケット欠けると全ストリームが止まるTCP層のヘッドオブラインブロッキングは残り、これを解くのはUDP上のQUICを使うHTTP/3である。仕様上TLSは必須ではない点も混同しやすい。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 3. 通信プロトコル > (1) プロトコルとインタフェースに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。