HTTP持続的接続(キープアライブ)とは?えいちてぃーてぃーぴーじぞくてきせつぞく
HTTP持続的接続(キープアライブ)とは、1本のTCPコネクションを閉じずに、複数の要求と応答へ使い回す仕組み。要求ごとの3ウェイハンドシェイクとTLSの手順を省けるため、往復遅延(RTT)が大きい経路ほど効果が大きい。HTTP/1.1では既定で有効で、終わらせたい側がConnection: closeを付けて閉じる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
初期のHTTPはファイル1つごとに接続を張って切っていたが、Webページが数十個の部品でできるようになると接続の確立だけで往復回数が積み上がった。体感速度を決めるのは転送量ではなく往復の回数だ——という理解が、持続的接続から多重化、QUICへと続く改良の一貫した軸になっている。
具体例
遅延30ミリ秒の経路で小さなファイルを50個取ると、毎回張り直す場合は接続確立だけで数秒を失う。逆に保持時間を長くしすぎるとサーバの同時接続数を圧迫するため、Apacheのkeepalive_timeoutや最大要求数を負荷試験で詰めることになる。
試験での引っ掛け
TCPのキープアライブ(無通信時に生存確認の空パケットを送る機能)とは別物で、こちらは再利用ではなく死活確認である。またロードバランサを挟む構成では、装置側の保持時間がサーバ側より短いと装置が先に切り、利用者にはエラーとして見える。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。