HTTP/3(QUIC)とは?えいちてぃーてぃーぴーすりー(くいっく)
HTTP/3(QUIC)とは、UDPの上に作られたQUICを土台に使うHTTPのバージョン。再送・順序制御・輻輳制御・暗号化をQUIC自身が持ち、ストリームごとに独立して再送するため、1つのパケット損失が無関係な転送まで止めるTCPの行頭ブロッキングが起きない。接続確立とTLSの手順も統合され往復回数が減る。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
HTTP/2は1本のTCP接続へ複数の要求を多重化したが、TCPは到着順にしかデータを渡せないため、1つの損失で全ストリームが待たされた。しかもTCPはOSのカーネルにあり改良が端末の更新待ちになる。転送層をUDPの上へ作り直してアプリケーション側へ移したのがQUICで、更新できる場所へ移すこと自体が狙いだった。
具体例
GoogleのサービスやCloudflare経由のサイトは既にHTTP/3で配信されている。接続を識別子で管理するため、Wi-Fiから携帯網へ切り替わってIPアドレスが変わっても同じ接続が続く点が、移動しながら使うモバイル環境で効く。
試験での引っ掛け
「UDPだから信頼性がない」は誤りで、信頼性・順序制御・輻輳制御はQUIC層が担う。運用面では、UDPの443番を遮断するファイアウォールがあるとHTTP/2へ後退すること、従来のTCPポート監視やパケット検査が効かなくなることが論点になる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 3. 通信プロトコル > (1) プロトコルとインタフェースに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。