サブネットマスクとは?さぶねっとますく
サブネットマスクとは、IPアドレス(ネットワーク上の機器の住所にあたる番号)のうち、どこまでがネットワークを表す部分で、どこからがその中の機器を表す部分かを示す値。255.255.255.0のように表記する。255の所がネットワーク部、0の所が機器を表すホスト部にあたる(2進数に直すと、255は1が8個、0は0が8個の並びになる)。通信相手が自分と同じネットワークにいるかどうかの判定に使われる。
最終更新:2026-10-10
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IPアドレスは数値の並びでしかなく、それ自体には区切り位置の情報がない。組織の規模に合わせてネットワークを分ける以上、どこで区切るかを別に指定する必要があり、その役割を担うのがサブネットマスクである。同じネットワークならそのまま届け、違えばルータ(ネットワークどうしをつなぎ、宛先へ転送する機器)へ渡す、という送り先の判断がこの区切りで決まる。
具体例
IPアドレス192.168.1.10にサブネットマスク255.255.255.0を当てると、192.168.1までがネットワーク部、末尾の10が機器を表すホスト部になる。同じ設定の192.168.1.20は同一ネットワークの機器と判定され、192.168.2.20は別ネットワーク宛てとしてルータ経由になる。家庭用ルータの設定画面でこの値を確認できる。
試験での引っ掛け
「マスク」という語から通信を遮断する仕組みだと誤解しやすいが、区切り位置を示すだけの値で、通信を止める機能はない。IPアドレスそのものと取り違えないこと。255(2進数では1の並び)の側がネットワーク部、0の側がホスト部という向きも狙われる。区切りを右へ伸ばすほど、1つのネットワークに置ける機器の数は減る。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問79(IPA)解説で登場
DHCPサーバを導入したLANに、DHCPから自動的に情報を取得するように設定したPCを接続するとき、PCに設定される情報として適切なものはどれか。
正解:IPアドレス
要点:DHCPはIPアドレスなど通信設定を自動配布する
DHCPは、ネットワークに接続した機器へIPアドレスなどの通信設定を自動的に割り当てる仕組みである。IPアドレスのほか、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイ、DNSサーバのアドレスといったネットワーク設定を配布する。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問49(IPA)解説で登場
あるネットワークに属するPCが、別のネットワークに属するサーバにデータを送信するとき、経路情報が必要である。PCが送信相手のサーバに対する特定の経路情報をもって…
正解:デフォルトゲートウェイ
要点:デフォルトゲートウェイは経路不明な通信の既定の出口
デフォルトゲートウェイは、自分が属するネットワークの外へ出ていく通信を任せる出口の役割を担う機器(通常はルータ)である。宛先への具体的な経路情報を持たない場合、パケットはひとまずここへ送られ、その先で適切に転送される。PCの設定でIPアドレスやサブネットマスクと並んで指定する項目でもある。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問70(IPA)
サブネットマスクの役割として、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスに含まれるネットワークアドレスと、そのネットワークに属する個々のコンピュータのホストアドレスを区分する。
要点:サブネットマスクはネットワーク部とホスト部の境目を示す
IPアドレスは前半のネットワークアドレス部と後半のホストアドレス部から成り、その境目を示すのがサブネットマスクである。マスクのビットが1の部分がネットワーク部、0の部分がホスト部を表す。IPアドレスからMACアドレスを求めるのはARP、プライベートとグローバルの対応付けはNAT、ドメイン名とIPアドレスの対応付けはDNSが担う。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問97(IPA)
サブネットマスクの用法に関する説明として、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスのネットワークアドレス部とホストアドレス部の境界を示すのに用いる。
要点:サブネットマスクはネットワーク部とホスト部の境界を示す
サブネットマスクは、IPアドレスの何ビット目までをネットワークアドレス部とみなすかを示す値で、1が並ぶ部分がネットワーク部、0の部分がホスト部を表す。これによりひとつのアドレス空間を複数のサブネットに分割し、境界を機器に認識させることができる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。