DBMSとは?でぃーびーえむえす
略語の意味
DBMS=Database Management System
データベース(整理して保存したデータの集まり)のデータを登録・検索・更新し、複数の人が同時に使っても食い違わないように管理するソフトウェア
- Database
- データベース(整理して保存したデータの集まり)
- Management
- 管理
- System
- 仕組み
DBMSとは、データベースを一元的に管理する専用のソフトウェア。データの登録・検索・更新・削除に加え、複数の利用者が同時に触っても矛盾が起きないようにする排他制御、障害時にバックアップとログから元へ戻す回復機能、誰がどのデータを扱えるかを決めるアクセス権の管理までを担う。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
業務ごとに別々のファイルでデータを持つと、同じ顧客の情報が部署ごとに散らばり、住所変更が一部にしか反映されない。同じファイルを2人が同時に書き換えれば、片方の更新が消えることもある。データを1か所にまとめ、その出し入れを一手に引き受けるソフトを間に立てることで、こうした矛盾をまとめて防いだのがDBMSである。ITパスポートでは提供する機能の範囲が問われる。
具体例
ネット通販の在庫と注文はDBMSが管理しており、残り1点の商品に複数の注文がほぼ同時に入っても、順番に処理して二重に売ってしまわないよう制御される。処理の途中で障害が起きても、ログから直前の状態へ戻せる。
試験での引っ掛け
データベース(データの集まりそのもの)と、それを管理するソフトウェアであるDBMSは別物。同時アクセスの制御や障害からの回復もDBMSの役割で、「表計算ソフトでも同じことができる」とする選択肢が引っ掛けになる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問88(IPA)
複数の利用者が同時にデータベースを利用する場合に、1人の利用者がデータ更新中に、同一のデータを別の利用者が参照しようとした。このとき、データの整合性を保障するた…
正解:更新中の利用者の処理が終了してから参照させる。
要点:更新中はロックし完了後に参照させて整合性を保つ
更新の途中にある中途半端な状態のデータを他の利用者が読み取ると、整合性のとれない情報を受け取ってしまう。そこでデータベース管理システムは、対象のデータに施錠(ロック)をかけ、更新側の処理が完了して確定するまで参照側を待たせることで、整合性を保つ。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問58(IPA)
オンライントランザクション処理システムを構成するサーバ上のソフトウェアのうち、データベース管理システムの役割の説明として、適切なものはどれか。
正解:アプリケーションプログラムからデータの検索や更新の要求を受け付けて、データベース内のデータの検索や更新をする。
要点:DBMSはアプリの要求を受けデータベースを検索・更新する
DBMS(データベース管理システム)は、アプリケーションからの検索・更新要求を受け取り、実際のデータベースに対して読み書きを行うソフトウェアである。同時実行制御や障害回復、アクセス権管理も担い、アプリケーションが物理的な格納方法を意識しなくて済むようにする。業務処理そのものはアプリケーション、要求受付や通信は他のミドルウェア・OSが担う。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問67(IPA)
OSS(Open Source Software)に関する記述a〜cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a ソースコードではなくコンパイル済のバイ…
正解:c
要点:OSSはソース公開が前提で利用分野の制限も不可
OSSの定義では、ソースコードが入手できることが前提であり、バイナリだけの配布では要件を満たさない(a)。また、特定の分野や利用者を差別して使用を制限してはならない(b)。LinuxやPostgreSQLは代表的なOSSであり(c)が正しい。よってcだけが適切である。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 54. データベース方式 > (2) データベース管理システムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。