オープンソースソフトウェア(OSS)とは?おーぷんそーすそふとうぇあ
略語の意味
OSS=Open Source Software
プログラムの元の記述(ソースコード)が公開されていて、決められた条件を守れば誰でも使ったり直したり配ったりできるソフトウェア
- Open
- 公開された
- Source
- ソースコード(プログラムの元の記述)
- Software
- ソフトウェア
オープンソースソフトウェア(OSS)とは、OSS(Open Source Software:オープンソースソフトウェア)は、ソースコード(プログラムの元の記述)が公開され、ライセンスの条件に従えば誰でも利用・改変・再配布ができるソフトウェア。無償で入手できるものが多いが、無償であることは条件ではない。無保証であること、改変して配布する際に同じ条件で公開する義務があることなど、条件はライセンスごとに異なる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
ソフトウェアを買っても中身が見えなければ、自社の業務に合わせて直すことも、不具合の原因を確かめることもできず、供給元が開発をやめれば行き止まりになる。「中身を公開して皆で直せばよい」という開発者たちの流れが、ライセンスという形で条件を明文化することで企業でも安心して使える形に整った。いまではサーバ用ソフトの中心を占める一方、利用する側にはライセンス条件を確認するという新しい仕事が生まれた。
具体例
Linux、Apache HTTP Server、Firefox、LibreOfficeはいずれもOSSで、企業のサーバや業務用の端末でも広く使われている。スマートフォンのAndroidも、その中核部分はOSSとして公開されている。
試験での引っ掛け
「無償=何をしてもよい」ではない。改変して配布するときに同じライセンスでソースコードを公開する義務がある種類があり、社内で使うだけの場合と再配布する場合とで条件が変わる。またOSSであることと無償であることは別の話で、有償のサポート付きで提供されるOSSもある。フリーソフトウェアやパブリックドメインソフトウェアとも条件が違う。
関連用語
出た過去問
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問55(IPA)
オープンソースソフトウェアに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:公開されているソースコードは入手後、改良してもよい。
要点:OSSはソース公開で改変・再配布可、著作権は放棄されていない
オープンソースソフトウェアは、ソースコードが公開され、利用・改変・再配布が認められているソフトウェアである。改変が許されている点が大きな特徴で、多くのライセンスでは再配布時に同じ条件を課すなどの取決めがある。著作権は放棄されておらずライセンスによって条件が定められており、有償サポートを提供する事業者も存在する。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問77(IPA)
OSSに関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。OSSの配布に当たっては、配布先となる個人やグループを制限[ a ]。また、OSSを複製した…
正解:a:してはいけない b:いる
要点:OSSは配布先を差別せず、改変と再配布を認める
OSSの定義では、特定の個人やグループを差別せず、誰に対しても同じ条件で配布できることが求められる。また、ソースコードを入手して複製・改変し、それを再配布することも認められている。これらが「オープンソース」と呼ばれる根拠になる。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問66(IPA)
OSS(Open Source Software)の利用に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:公開されているOSSを改良した派生ソフトウェアをOSSとして公開できる。
要点:OSSは改変した派生物もOSSとして公開・再配布できる
OSSはソースコードが公開され、利用・改変・再配布が認められているソフトウェアである。OSIの定義では、改変した派生物を同じ条件で配布できること、利用する分野や人を差別してはならないこと、有償・無償を問わず再配布できることなどが要件とされている。したがって改良した派生ソフトウェアをOSSとして公開することは認められる。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問67(IPA)
OSS(Open Source Software)に関する記述a〜cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a ソースコードではなくコンパイル済のバイ…
正解:c
要点:OSSはソース公開が前提で利用分野の制限も不可
OSSの定義では、ソースコードが入手できることが前提であり、バイナリだけの配布では要件を満たさない(a)。また、特定の分野や利用者を差別して使用を制限してはならない(b)。LinuxやPostgreSQLは代表的なOSSであり(c)が正しい。よってcだけが適切である。
出典・参考
公式シラバスの1 企業と法務 > 4. 知的財産権 > (4) ソフトウェアライセンスに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。