Linuxとは?りなっくす
Linuxとは、リーナス・トーバルズが1991年に公開したカーネル(OSの中核部分)を核とする、UNIX系のオープンソースOS。ソースコード(プログラムの元の文書)が、改変や再配布を認める代わりに改変したものもソースの公開を求める利用条件GPL(GNU General Public License)の下で公開されていて、誰でも中身を読み、改変し、再配布できる。サーバから組込み機器、スマートフォンまで同じ系統のカーネルが使われている。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
1970年代に生まれたUNIXは有償のライセンスで配布され、大学や企業が中身を読んだり手を入れたりするには許諾が必要だった。誰でもソースを追える互換環境を求める動きの中で、GNUプロジェクトが揃えた周辺ツール群(プログラムを機械語へ翻訳するコンパイラや、利用者の命令を受け付けるシェルなど)と、個人が書き始めたカーネルが結び付き、無償で一式が揃うOSが成立した。
具体例
Amazon Web ServicesやGoogle Cloudが貸し出す仮想サーバの標準的な選択肢はLinuxで、Red Hat Enterprise LinuxやUbuntuが広く使われている。スマートフォンのAndroidもLinuxカーネルを土台にしている。
試験での引っ掛け
Linuxは本来カーネルだけの名前で、実際に配布されるのはカーネルに周辺ツールをまとめたディストリビューションである。またオープンソースは無償を意味せず、サポート料を取る有償製品も存在する点が問われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問67(IPA)
OSS(Open Source Software)に関する記述a〜cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a ソースコードではなくコンパイル済のバイ…
正解:c
要点:OSSはソース公開が前提で利用分野の制限も不可
OSSの定義では、ソースコードが入手できることが前提であり、バイナリだけの配布では要件を満たさない(a)。また、特定の分野や利用者を差別して使用を制限してはならない(b)。LinuxやPostgreSQLは代表的なOSSであり(c)が正しい。よってcだけが適切である。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問59(IPA)
次のソフトウェアの組合せのうち、OSS (Open Source Software) だけの組合せはどれか。
正解:Firefox, Linux, Thunderbird
要点:OSSはソース公開・改変再配布可。IEやWindowsは該当しない
OSSはソースコードが公開され、利用・改変・再配布が認められたソフトウェアを指す。Firefox、Linux、Thunderbirdはいずれもこれに該当する。一方、Internet ExplorerとWindowsはマイクロソフト社の製品でソースコードは公開されておらず、OSSではない。PostgreSQLはOSSだが、選択肢では非OSSと組み合わされている。
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問96(IPA)解説で登場
OSS (Open Source Software) に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:製品によっては、企業の社員が業務として開発に参加している。
要点:OSSは商用利用可。企業も業務として開発に参加する
OSSはソースコードが公開され、利用・改変・再配布が認められたソフトウェアである。開発は有志だけで行われるとは限らず、LinuxのようにIT企業の社員が業務としてコミュニティに参加し開発を担っている例が多い。ライセンスはGPLやApache Licenseなど複数あり、条件も一様ではない。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問97(IPA)
次のOSのうち、OSS(Open Source Software)として提供されるものだけを全て挙げたものはどれか。 a Android b FreeBSD c…
正解:a, b, d
要点:Android・FreeBSD・LinuxはOSS、iOSは非公開
Androidはオープンソースのプロジェクトとして中核部分が公開され、FreeBSDとLinuxもソースコードが公開された代表的なOSSのOSです。一方、Appleが提供するiOSはソースコードが公開されておらず、OSSには当たりません。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。