モデムとは?もでむ
略語の意味
MODEM=MOdulator-DEModulator
コンピュータの 0 と 1 の信号と、電話回線を流れる音のような信号を、互いに変換する装置(変復調装置)
- MOdulator-DEModulator
- 変調する装置(信号を回線に合う形に変える)と復調する装置(元の信号に戻す)を合わせたもの
モデムは、コンピュータが扱うディジタル信号(0と1の信号)と、電話回線を流れるアナログ信号(音のように連続して変化する信号)を相互に変換する装置。ディジタルをアナログに変える「変調(Modulation)」と、アナログをディジタルに戻す「復調(Demodulation)」の頭をつなげた名前で、日本語では変復調装置という。ITパスポートでは、ルータ(宛先を見てデータを転送する機器)やDNS(ドメイン名をIPアドレスに変える仕組み)など、役割の違う機器・仕組みの中からモデムの説明を選ばせる形で出題される。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
電話回線は人の声を運ぶために作られた回線で、音のように連続して変化するアナログ信号しか流せない。一方、コンピュータのデータは0と1のディジタル信号である。既にどの家庭や会社にも引かれている電話回線をデータ通信にも使うため、送る側でディジタル信号を音のような信号に変え、受ける側でディジタルに戻す装置が必要になった。それがモデムである。
具体例
1990年代にインターネットが家庭に広まった頃は、パソコンとモデムを電話回線につないでプロバイダに電話をかけ、通信中は電話が使えないダイヤルアップ接続が主流だった。その後、電話回線のまま高速に通信するADSLが普及し、ADSLモデムが使われたが、NTT東日本・西日本のフレッツ・ADSLは2023年1月に提供を終えた。今の光回線では、光の信号と電気の信号を変換するONU(光回線終端装置)がモデムに近い役割を担っている。
試験での引っ掛け
役割の取り違えが定番。ディジタルとアナログを相互に変換するのがモデム、IPアドレスを見てデータの転送先を決めるのがルータ、ドメイン名とIPアドレスを対応させるのがDNS、要求に応じて処理やデータを返すのがサーバ。モデムは信号の形を変えるだけで、データをどこへ送るかは決めない。家庭ではモデム(またはONU)とルータが1台にまとまった機器もあるが、機能としては別物である。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問66(IPA)
図のように,ADSLモデムを介してPCからインターネット上のWebサーバを利用するため,機器の接続作業を行っている。PC1に接続されたLANケーブルをハブの空き…
正解:PC1からハブまでの物理的な配線が完了している。
要点:リンクランプが示すのは物理的な接続の成立だけ
ハブのリンクランプの点灯は、ケーブルを通じて相手の機器と物理的に電気信号がやり取りできる状態になったことを示すにすぎない。IPアドレスの設定や上位の通信設定が正しいかまでは分からないため、通信が成立する保証にはならない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。