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改ざんとは?かいざん

改ざんとは、保管中や通信中のデータを、権限のない者が本来の内容と違うものへ書き換える行為。情報セキュリティの3要素のうち完全性を損なう脅威にあたり、Webページの書換え、振込先口座の差替え、操作ログの消去などが典型である。書き換えられた事実に気づけないことが被害を大きくする。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では11回出題され、ほかに7問の解説で触れられています(2016年度〜2026年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:tampering

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背景

紙の帳簿なら書き換えれば筆跡や消し跡が残るが、デジタルデータは1ビット変えても痕跡が残らず、原本と複製の区別もつかない。人の目で「元のままか」を確かめられないため、ハッシュ値やデジタル署名のように、内容から計算した値を突き合わせて機械的に検証する仕組みが必要になった。盗まれること(機密性)とは別に、正しさが失われること自体を脅威として立てているのはこのためである。

具体例

プログラムの変更履歴を管理するソフトのGitは、変更を記録するたび(コミット)に内容のハッシュ値を鎖のようにつなぐ。そのため途中の履歴を書き換えると後ろのハッシュ値が合わなくなり、書き換えを見つけられる。Amazonのクラウド保管サービスS3の「オブジェクトロック」のように、指定期間は上書きも削除も受け付けない設定で改ざんそのものを防ぐ仕組みもある。

試験での引っ掛け

改ざんは完全性への脅威であり、盗聴(機密性)やサービス妨害(可用性)とは分けて覚える。また暗号化しても改ざんは防げない。暗号化は読めなくするだけで、書き換え自体は起こりうるので、検知にはハッシュ値やデジタル署名が別に要る。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では11回出題(2016年度〜2026年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 改ざんは完全性への脅威であり、盗聴(機密性)やサービス妨害(可用性)とは分けて覚える。