メッセージダイジェストとは?
メッセージダイジェストとは、ハッシュ関数によって元のメッセージから生成された固定長の要約値。メッセージが少しでも変化すると全く異なる値になるため、データの完全性(改ざんされていないこと)を確認するために使われる。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2019年度)。
メッセージダイジェスト
メッセージダイジェストの意味
ハッシュ関数によって元のメッセージから生成された固定長の要約値。メッセージが少しでも変化すると全く異なる値になるため、データの完全性(改ざんされていないこと)を確認するために使われる。
メッセージダイジェストの具体例
電子メールにディジタル署名を付与する際、本文からメッセージダイジェストを作り、それを送信者の秘密鍵で暗号化したものを署名として添付する。
メッセージダイジェストは試験でどう引っ掛けられる?
ダイジェスト単体では改ざん検知しかできず、送信者の秘密鍵で暗号化して初めてディジタル署名になる。順序も「ハッシュ化→署名」で逆にはならない(文書全体を秘密鍵で暗号化するのではない)。またダイジェストは機密情報ではなく、隠す必要はない。
メッセージダイジェストと関連する用語
メッセージダイジェストが出た過去問
メッセージ認証符号におけるメッセージダイジェストの利用目的はどれか。
正解:メッセージが改ざんされていないことを確認する。
要点:メッセージダイジェストはハッシュ値の照合で改ざんを検出する
メッセージダイジェストは、メッセージ全体をハッシュ関数にかけて得られる固定長の値である。内容が1ビットでも変わればダイジェストも変わるので、送受信の両側で計算した値を突き合わせれば改ざんの有無を検出できる。メッセージ認証符号はこの性質を鍵と組み合わせて利用する。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問38(IPA)メッセージにRSA方式のディジタル署名を付与して2者間で送受信する。そのときのディジタル署名の検証鍵と使用方法はどれか。
正解:送信者の公開鍵であり、受信者がディジタル署名からメッセージダイジェストを算出する際に使用する。
要点:署名の作成は送信者の秘密鍵、検証は送信者の公開鍵
ディジタル署名では、送信者が自分の秘密鍵でメッセージダイジェストを暗号化して署名を作る。受信者はこれと対になる送信者の公開鍵で署名を復号し、元のメッセージダイジェストを取り出す。取り出した値と、受け取ったメッセージから自分で計算したダイジェストが一致すれば、改ざんが無く送信者本人が作成したと確認できる。したがって検証に使う鍵は送信者の公開鍵である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問38(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。