情報漏えいとは?じょうほうろうえい
情報漏えいとは、組織が保有する機密情報や個人情報が、意図しない相手の知りうる状態になること。外部からの攻撃だけでなく、メールの誤送信、記録媒体の紛失、退職者による持ち出しなど、原因は故意と過失の両方にまたがる。情報セキュリティの3要素のうち、機密性が損なわれた結果にあたる脅威である。
最終更新:2026-10-09
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紙の書類が中心だった時代、情報を持ち出すには物理的にかさばる量を運ぶ必要があり、その量そのものが抑止になっていた。電子化によって、数百万件が手のひらに載る記録媒体1つに収まり、送信操作ひとつで社外へ出るようになった。1回の失敗で失う情報の量が桁違いに増えたことが、これを独立した脅威として扱い、届出や公表の義務まで定める理由になっている。
具体例
日本年金機構が2015年に標的型攻撃メールを起点として約125万件の個人情報を漏えいさせた事例のように、攻撃によるものがある。一方、宛先を誤ったメールの一斉送信やUSBメモリの置き忘れといった過失によるものが、件数としては多くを占める。
試験での引っ掛け
原因を外部からの攻撃だけに絞って考えないこと。誤操作・紛失・内部不正といった内側の要因が実際には多い。暗号化した媒体を紛失した場合のように、第三者が内容を読めない状態なら漏えいと扱わない整理もある。個人情報が絡むと、個人情報保護法に基づく報告と本人への通知の義務が生じる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問64(IPA)解説で登場
BYOD(Bring Your Own Device)の説明はどれか。
正解:従業員が個人で所有する情報機器を業務のために使用すること
要点:BYODは個人所有の機器を業務に使うこと
BYODは、従業員が個人で所有するスマートフォンやPCなどの機器を、業務のために使用することを指します。機器調達費の削減や使い慣れた端末による生産性向上が期待できる一方、私物端末に業務データが残るため、紛失時の情報漏えいや私用と業務の切り分けといった管理上の課題が伴います。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問45(IPA)
出典:令和4年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問49(IPA)解説で登場
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (3) 脅威に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。