参照モデル(BRM・DRM・SRM・TRM)とは?さんしょうもでる
参照モデル(BRM・DRM・SRM・TRM)とは、エンタープライズアーキテクチャ(EA=組織の業務と情報システムを全体最適の観点から体系化する枠組み)で使う、分類の共通ひな型。BRMが業務体系、DRMがデータの分類と標準、SRMが再利用可能な機能部品、TRMが採用する技術標準の体系を示し、この四層で組織横断の重複と抜けを可視化する。
最終更新:2026-10-06
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部署ごとに最適化されたシステムを積み上げると、同じ業務を別々に作り、同じデータを別々の名前で持つ状態になる。ところが「重複している」と示すには、まず何を同じとみなすかの物差しが要る。その物差しを業務・データ・機能・技術の四層で先に定めたのが参照モデルで、比較のための共通座標を配ることが本来の役目。製品系列をまたぐソフト資産の再利用を議論するときにも、同じ発想の分類がそのまま効く。
具体例
政府機関では、府省をまたいで共通する業務をBRMで整理し、同じ処理のシステムが別々に開発されていないかを横断で点検する運用がとられた。技術側はTRMに採用する標準を並べ、個々の調達で選ばれた機器やミドルウェアがその範囲へ収まっているかを確認する。
試験での引っ掛け
BRMは業務体系を分類・体系化する最上位で、データの分類はDRM——ここを入れ替える設問が定番。SRMは業務ではなく再利用できる機能部品、TRMは製品名ではなく技術標準の体系である点も混ざりやすい。参照モデルは現状を描いた図ではなく分類のひな型なので、現行構成(As-Is)や将来構成(To-Be)の記述とは役割が別になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。