エンベデッドシステムスペシャリスト暗記無料で始める

デバッグとは?でばっぐ

デバッグとは、不具合の原因を特定して取り除く作業で、組込みでは再現させること自体が仕事の大半を占める。止められない制御対象ではブレークポイントで停めた瞬間に現象が消えるため、トレース、実行時ログ、GPIOトグルとオシロによる時間計測といった非侵入の手段を組み合わせる。観測が対象の挙動を変えるプローブ効果は常に前提に置く。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題され、ほかに2問の解説で触れられています(2018年度〜2025年度)。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

この語が出る過去問を解く →

背景

PC上のアプリケーションなら止めて中を覗けばよいが、モータが回り機構が動いている最中に止めれば、対象そのものが壊れるか、狙った現象がそもそも起きなくなる。しかも不具合は割込みと通信のタイミングが特定の順序で重なったときにだけ現れる。この止められない・再現しないという条件が、組込みのデバッグを専用のハードウェアと計測手段に頼らせている。シラバスもデバッグツールを含むテスト環境の構築を独立した項目に立てている。

具体例

Segger J‑LinkやLauterbach TRACE32はJTAG/SWD経由の停止・ステップ実行に加え、Arm CoreSightのETMトレースで実行履歴を後追いできる。処理時間の実測はGPIOを立ててオシロで幅を見るのが確実で、割込み応答のジッタもこの方法で数値化する。

試験での引っ掛け

テストとの区別が問われる——誤りの有無を確かめるのがテスト、見つかった誤りの原因を突き止めて直すのがデバッグ。またprintfによる出力は実行時間を大きく変えるため、タイミング起因の不具合ではその行を入れた途端に再現しなくなる(ハイゼンバグ)。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では2回出題(2018年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • テストとの区別が問われる——誤りの有無を確かめるのがテスト、見つかった誤りの原因を突き止めて直すのがデバッグ。