死活監視とリソース監視とは?しかつかんしとりそーすかんし
死活監視とリソース監視とは、機器やサービスが応答するかを定期確認する監視(死活)と、CPU使用率・空きメモリ・滞留量・温度などの推移を測る監視(リソース)。前者は停止を検知し、後者は劣化の予兆と平常時の傾向を示す。組込みでは監視のための通信と処理そのものが電力と回線コストを食うため、周期と項目の決め方がそのまま設計判断になる。
最終更新:2026-10-06
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フィールドへ出た機器は、壊れても誰も見ていない。止まったことを機器自身が申告できるとは限らない(申告できる状態ならまだ止まっていない)ため、外側から定期的に確かめるか、機器から定期的に生存信号を出させるかのどちらかが要る。さらに、いきなり止まる故障よりも、ファンの目詰まりやメモリの断片化のようにじわじわ悪くなる故障のほうが多い。前者を死活監視で、後者をリソース監視の傾向データで捕まえるという役割分担になる。
具体例
機器が5分ごとにハートビートを送り、サーバ側は2回続けて欠けた時点で警報を上げる。同じ電文へ電源電圧・基板温度・空きヒープ・再起動回数を載せておけば、故障する前に「この号機だけ空きヒープが減り続けている」と気づける。電池駆動なら周期を延ばして通信回数を減らし、そのぶん1回の電文に載せる項目を増やす、という調整になる。
試験での引っ掛け
応答があることと機能していることは別で、プロセスは生きているのに処理が返らない状態は単純な応答確認では捕まらない。またウォッチドッグタイマは機器が自分を監視して再起動する仕掛けなので、外から状態を把握する監視とは目的が違う——WDTで再起動を繰り返している機器は、死活監視から見れば「生きている」と映る。閾値超過が常態化して誰も見なくなれば監視は形骸化するので、通知先と対応手順まで含めて設計する。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。