スマート家電・スマートグリッドとは?すまーとかでん・すまーとぐりっど
スマート家電は通信機能を備え、遠隔操作や外部情報に応じた自動制御ができる家電製品。スマートグリッドは、需要側の使用状況を計測・通信で把握し、発電と消費の均衡を制御する送配電網。前者が末端の機器、後者がそれを束ねる系という関係で、両者は需要応答(デマンドレスポンス)でつながる。
最終更新:2026-10-06
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電力は貯めておけないため、系統は常に発電量と消費量を一致させ続ける必要がある。供給側だけで調整していた時代は、需要のピークに合わせて発電設備を用意するしかなく、太陽光や風力のように出力が天候で振れる電源が増えるとこの前提が崩れる。そこで通信を通し、需要側の機器にも調整へ参加させる方向へ舵を切ったのがスマートグリッドで、その末端がスマート家電になる。組込み側の論点は、間欠動作での通信、認証、停電時にどこまで単独で動くかの縮退設計へ移る。
具体例
エアコンやエコキュートはECHONET Liteへ対応することで、宅内のコントローラから運転状態を読み書きできる。系統が逼迫したときは事業者の要請を受けて空調の設定温度を数度だけ緩める、給湯の沸き上げを夜間へ寄せる、といった制御が可能になり、これが需要応答の実体になる。
試験での引っ掛け
グリッド(grid)は送配電網のことで、家電の集まりを指す語ではない。ネット接続で遠隔操作できる機器がスマート家電、需給を調整する系がスマートグリッド、その間で使用量を計測して送るのがスマートメータと、三つは層が違う。またスマートグリッドの目的は省エネそのものではなく需給の均衡であり、需要を減らすだけでなく夜間へ移すことも成果に含まれる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。