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スマートグリッドとは?

スマートグリッドとは、電力網に通信と計測・制御の機能を組み込み、発電側と需要側の状態を双方向にやり取りしながら需給を調整する電力系統である。各家庭・事業所にはスマートメータを置いて使用量を短い周期で計測・送信し、その情報をもとに需要側の抑制や時間帯のずらし(デマンドレスポンス)、蓄電池の充放電を制御する。太陽光や風力のように出力が天候で変動する電源を大量に接続しても、周波数と電圧を保てるようにすることが目的である。需要家側のエネルギー管理は、住宅ならHEMS、ビルならBEMS、工場ならFEMSが担い、分散する蓄電池や自家発電を束ねて1つの発電所のように運用する形態をVPP(仮想発電所)と呼ぶ。機器間の通信にはWi-SUNやZigBee、宅内機器の制御にはECHONET Liteといった低消費電力・低速の規格が使われ、組込み機器としては10年規模の電池寿命、広域をつなぐマルチホップ通信、現地に行かずに直す遠隔ファームウェア更新が設計上の要件になる。

すまーとぐりっど

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II/別名:次世代送電網、次世代電力網、スマートグリッド(次世代送電網)


スマートグリッドはどういう意味?

電力網に通信と計測・制御の機能を組み込み、発電側と需要側の状態を双方向にやり取りしながら需給を調整する電力系統である。各家庭・事業所にはスマートメータを置いて使用量を短い周期で計測・送信し、その情報をもとに需要側の抑制や時間帯のずらし(デマンドレスポンス)、蓄電池の充放電を制御する。太陽光や風力のように出力が天候で変動する電源を大量に接続しても、周波数と電圧を保てるようにすることが目的である。需要家側のエネルギー管理は、住宅ならHEMS、ビルならBEMS、工場ならFEMSが担い、分散する蓄電池や自家発電を束ねて1つの発電所のように運用する形態をVPP(仮想発電所)と呼ぶ。機器間の通信にはWi-SUNZigBee、宅内機器の制御にはECHONET Liteといった低消費電力・低速の規格が使われ、組込み機器としては10年規模の電池寿命、広域をつなぐマルチホップ通信、現地に行かずに直す遠隔ファームウェア更新が設計上の要件になる。

スマートグリッドの具体例は?

パナソニックのHEMS機器AiSEG2は、ECHONET Lite対応のエアコンや給湯機、太陽光パワーコンディショナと宅内ネットワークでつながり、電力使用量を表示しながら機器を自動制御する。電力会社のスマートメータからはWi-SUN無線(Bルート)で使用量が宅内側へ送られる。

スマートグリッドは試験でどう引っ掛けられる?

スマートメータとHEMSの取り違えが定番で、計量して送るのがスマートメータ、宅内機器を見える化して制御するのがHEMSスマートグリッドは発電容量を増やす仕組みではなく需給を調整する仕組みである点、VPPは分散電源を束ねる運用形態でスマートグリッドと同義ではない点も問われる。Wi-SUN(広域・電力メータ向け)とZigBee(宅内の機器間)の用途の混同にも注意。

スマートグリッドと関連する用語は?

最終更新:2026-08-29/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。