ページとは?ぺーじ
ページとは、データベースが記憶装置との入出力を行う最小単位となる固定長の領域。ブロックとも呼び、1ページに複数の行を詰めて格納する。バッファプールへの読込みも、実装によってはロックやログの管理もこの単位を基礎とするため、大きさの選択が入出力回数と競合の両方に効く。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
ディスクは1バイトだけを取り出すことができず、位置決めに要する時間が転送そのものの時間を大きく上回る。ならば1回の入出力でまとまった量を読み、近くにある行をまとめて手に入れたほうが得になる。この「まとめる単位」を固定長で決めたものがページで、容量見積りを行数×行長ではなくページ数で数えるのも、実際に確保されるのがこの単位だからである。
具体例
1行200バイトの表を8キロバイトのページに格納する場合、更新に備えて空き領域を残す設定を入れると1ページに入るのは35行前後になる。1万行を全件走査するのに必要な入出力は約290回で、行ごとに読む場合の1万回とは桁が違う。
試験での引っ掛け
大きいページほど常に有利ではない。全件走査が中心なら入出力回数が減って有利だが、1行だけを読む処理が多い環境では使わない行まで運ぶ無駄な転送とバッファの浪費になる。ロックの粒度がページ単位の実装では、1ページに多くの行が載るほど無関係な行どうしの競合も増える。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問4(IPA)
DBMSが取得するログに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:ロールフォワードに備えて、データベースの更新されたページに対する更新後情報を取得する。
要点:更新前ログはロールバック、更新後ログはロールフォワード
更新前情報(更新前ログ)はトランザクションを取り消すロールバックに使い、更新後情報(更新後ログ)は媒体障害からバックアップを復元した後に更新を再現するロールフォワードに使う。したがってロールフォワードに備えて更新後情報を取得する、とするエが正しい。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。