マーケットバスケット分析とは?まーけっとばすけっとぶんせき
マーケットバスケット分析とは、取引明細から、同じ買物かごに一緒に入る商品の組合せを見つける手法。支持度・確信度・リフト値の三つで関連の強さを測る。得られるのは同時に起きているという相関だけで因果ではないため、施策や指摘の根拠に用いるには、別の裏付けを重ねる必要がある。
最終更新:2026-10-06
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販売データは大量にあるが、仮説を立てて確かめる形では、人が思いついた組合せしか調べられない。総当たりで組合せを数え上げ、指標の高いものだけを残すという発想が生まれた。監査人自身もデータ分析による監査(CAAT)を行う立場にあるため、指標の意味と限界を理解しておく必要がある。
具体例
監査人が不正の兆候を探す目的で同種の分析を用いる場合、申請者と承認者の組合せの出現を集計し、特定の二者に偏っている取引を抽出する。抽出はあくまで着眼点であり、個別の証憑を確かめるまでは指摘としない旨を調書に明記して扱いを分ける。
試験での引っ掛け
三つの指標を取り違えやすい。支持度は全取引に占める割合、確信度はAを買った人がBも買う割合、リフト値は偶然と比べた強さで1なら無関係を意味する。値の高い組合せを見つけても、そこに因果があると読むのは誤りになる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問24(IPA)
マーケットバスケット分析を説明したものはどれか。
正解:POSシステムなどで収集した販売情報から,顧客が買物をした際の購入商品の組合せを分析する。
要点:マーケットバスケット分析は同時購入商品の組合せを見つける
マーケットバスケット分析は、一回の買物で同時に購入された商品の組合せを、POSなどの販売履歴から見つけ出す手法である。同時購入の頻度から相関ルールを導き、陳列やレコメンド、販売促進の設計に活用する。累計比率で商品を三つのランクに分けるのはABC分析であり、別の手法である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。