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サンプリングリスクとは?さんぷりんぐりすく

サンプリングリスクとは、試査で得た結論が、全件に手続を適用したなら出たはずの結論と食い違ってしまう可能性のこと。外れ方には二つの向きがあり、不備のある統制を有効と見誤れば指摘されるべき問題が残って監査の有効性が損なわれ、健全な統制を不備と見誤れば不要な追加手続を招いて効率が落ちる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

システム監査技術者試験の過去問では3問の解説で触れられています(2017年度〜2020年度)。

システム監査技術者試験の頻出用語/午前II

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背景

試査を前提とする以上、標本の姿が母集団の姿とずれる可能性は原理的に消せない。監査人にできるのはリスクをゼロにすることではなく、どちらの方向へ外れると何が起きるかを区別し、許容できる水準まで標本件数で抑え込むことである。とりわけ有効でない統制を有効と誤る方向は、不備が指摘されないまま残るため監査への信頼そのものを損なう。だからこの区分は監査計画の段階で意識される。

具体例

実際には母集団の8%に逸脱が含まれる統制について、抽出した50件にたまたま逸脱が1件も入らず「有効」と評価してしまうのが、有効性を損なう方向のリスク。逆に例外的な1件が標本に入り、実態より厳しく不備ありと評価するのが効率性を損なう方向である。

試験での引っ掛け

非サンプリングリスク(手続の選定を誤る、証拠を見落とす、結果の解釈を誤る)と区別する。標本件数を増やして下げられるのはサンプリングリスクだけで、非サンプリングリスクは監査人の力量と査閲の仕組みで抑える。監査の有効性を損なうのは、有効でない統制を有効と誤る方向である。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 3問の解説で触れられる(2017年度〜2020年度)
  • 分野:午前II
  • 非サンプリングリスク(手続の選定を誤る、証拠を見落とす、結果の解釈を誤る)と区別する。