監査アクセス(読出し専用アクセス)とは?
監査アクセス(読出し専用アクセス)とは、監査人が本番システムのデータやログを直接確認するために付与されるアクセス権。監査人が本番データを更新すれば業務と証拠の双方を汚染するため、原則として参照(読出し)専用に限定する。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2025年度)。
かんさあくせす
監査アクセス(読出し専用アクセス)の意味
監査人が本番システムのデータやログを直接確認するために付与されるアクセス権。監査人が本番データを更新すれば業務と証拠の双方を汚染するため、原則として参照(読出し)専用に限定する。
監査アクセス(読出し専用アクセス)の具体例
監査用のIDを発行し、対象テーブルの参照権限のみを付与したうえで、監査人自身の操作もログに記録して事後に確認できるようにする。
監査アクセス(読出し専用アクセス)は試験でどう引っ掛けられる?
「効率的だから」といって監査人に更新権限を与えるのは統制上の重大な不備。独立性の観点でも問題になる。
監査アクセス(読出し専用アクセス)と関連する用語
監査アクセス(読出し専用アクセス)が出た過去問
JIS Q 27002:2014(情報セキュリティ管理策の実践のための規範)では、運用システムに対する監査活動の影響を最小限にするための管理策及び実施の手引を定…
正解:監査におけるテストでソフトウェア及びデータにアクセスする場合は、読出し専用のアクセスに限定する。
要点:運用システムへの監査アクセスは読出し専用に限定するのが原則
JIS Q 27002は、運用システムに対する監査活動が業務を妨げないよう、監査の範囲と方法を事前に合意し、影響を最小化することを求めている。その中で、ソフトウェアやデータへのアクセスは読出し専用に限定することが望ましいとされている。書込みや変更を許すと監査自体が本番データを毀損しかねず、監査証拠の信頼性も損なわれるためである。
出典:令和4年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問7(IPA)JIS Q 27002:2024(情報セキュリティ管理策)では、運用システムに対する監査活動の影響を最小限にするための管理策及び実施の手引を定めている。その中で…
正解:監査におけるテストでソフトウェア及びデータにアクセスする場合は、読出し専用のアクセスに限定する。
要点:運用システムへの監査アクセスは読出し専用に限定するのが原則
監査は運用中のシステムに対して行うため、監査活動そのものが業務を止めたりデータを壊したりしないよう配慮が求められる。そこでJIS Q 27002 では、監査目的でソフトウェアやデータにアクセスする際は読出し専用に限定することを推奨している。書込みや更新の権限を渡さなければ、誤操作や意図しない変更による本番データの毀損を原理的に防げるためである。やむを得ず読出し専用にできない場合は、隔離環境の複製を使うなどの代替策が示されるのが通例である。
出典:令和7年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。