相続開始時に保険事故が発生していない生命保険契約に関する権利の相続税評価額は、原則として、( )によって評価する。
選択肢
- ア解約返戻金の額
- イ既払込保険料相当額
- ウ死亡保険金の額
正解と解説
正解:ア 解約返戻金の額
「生命保険契約に関する権利」とは、亡くなった人が保険料を払っていたものの、被保険者が別の人でまだ保険事故(死亡)が起きていない契約のことです。契約そのものが財産として相続税の対象になります。評価額は、相続開始時にその契約を解約したらいくら戻ってくるかという解約返戻金の額。実際に手にできる金額で評価する、という考え方です。すでに払い込んだ保険料の合計や、将来受け取るはずの死亡保険金では評価しません。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。相続開始時に解約したと仮定した場合の解約返戻金の額で評価する。
- イ誤り。払い込んだ保険料の合計額ではない。解約時に戻る額とは通常一致しない。
- ウ誤り。死亡保険金はまだ発生していない(保険事故が起きていない)ため、評価に使えない。
この問題に出た用語
同じ分野の他の問題
- 相続人が相続により取得した宅地が「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」における貸付事業用宅地等に該当する…2026年度 学科 問60
- 借地権(定期借地権等を除く)の目的となっている宅地の相続税評価額は、その自用地としての価額が1億円、借地権割合が60%で…2026年度 学科 問59
- 下記の〈親族関係図〉において、Aさんの相続における兄Eさんの法定相続分は、( )である。なお、父Cさんと母Dさんは、Aさ…2026年度 学科 問57
- 2024年1月1日以後に贈与により取得した財産について相続時精算課税の適用を受ける場合、贈与税額の計算上、贈与税の課税価…2026年度 学科 問56
- 相続人が限定承認または相続の放棄をしようとするときは、原則として、自己のために相続の開始があったことを知った時から3カ月…2026年度 学科 問30
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。