構造化インタビュー・非構造化インタビューとは?こうぞうかいんたびゅー
構造化インタビュー・非構造化インタビューとは、質問の項目と順序をどこまで決めておくかで分かれる面接調査の方式。全員に同じ項目を同じ順で尋ねるのが構造化で、回答が揃うため拠点や部門を横に並べて比較・集計できる反面、想定していなかった話は出てこない。テーマだけ決めて相手の話に沿って進めるのが非構造化で、深い洞察を得られるが比較には向かない。中間が半構造化インタビュー。
最終更新:2026-10-06
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業務調査には性質の違う二つの目的が混ざっている。何が起きているかを知らない段階では自由に聞くしかないが、複数拠点の実態を並べて経営に示す段階では、聞き方が揃っていなければ数字を比べられない。目的が探索か比較かで方式を選び分ける、という切り分けがこの分類の意味になる。
具体例
総務省の労働力調査のような公的統計は、全対象へ同じ質問を同じ順序で尋ねる構造化の典型。実務では、基幹システム刷新の初期に現場のキーパーソンへ非構造化で聞いて論点を洗い出し、その結果から質問票を作って全拠点へ構造化で当てる、という順で使う。
試験での引っ掛け
項目と順序を固定して回答のばらつきを抑えるのが構造化で、探索の目的には向かない。逆に、非構造化で聞いた結果を集計して「○%が課題と回答」と示すのは、質問が揃っていないため誤り。結果が聞き手の力量に左右されるのも非構造化側の弱み。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問4(IPA)
構造化インタビューの手法を用いた意見の収集形態はどれか。
正解:調査項目を全て決めてから、決められた順序で質問することで、インタビュアの技量に左右されない意見を収集した。
要点:構造化インタビューは項目と順序を固定し回答のばらつきを抑える
構造化インタビューは、質問項目とその順序をあらかじめすべて決めておき、全対象者に同じ形で問いかける方式である。回答を比較・集計しやすく、インタビュアの技量や進め方の違いによる結果のばらつきを抑えられる一方、想定外の話題を深掘りしにくい。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。