DFFT・オープンデータとは?でぃーえふえふてぃー・おーぷんでーた
DFFT・オープンデータとは、DFFT(Data Free Flow with Trust)は、プライバシー・セキュリティ・知的財産の保護に対する信頼を確保したうえで、国境を越えたデータの自由な流通を促進しようという国際的な理念で、2019年のG20大阪サミットで日本が提唱した。オープンデータは、機械判読に適した形式で、二次利用可能なライセンスのもとに公開されるデータを指す。
最終更新:2026-10-06
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データは国境を越えて流れるが、個人情報保護の規制は国ごとに異なり、越境移転を強く制限する国もある。制限が強すぎればグローバルな事業も研究も止まり、緩すぎれば個人の権利が守られない。DFFTはこの対立を「信頼を条件に自由を確保する」という形で調停する理念で、海外拠点を持つ企業のデータ配置やクラウド利用先の選定、越境移転の同意設計に直接効いてくる。
具体例
政府のデータカタログサイト(data.go.jp)や国土地理院の地理院タイルは、機械判読可能な形式とオープンライセンスで公開されており、民間の防災アプリや不動産情報サービスがそのまま取り込んで使っている。公開側の整備が、民間サービスの開発費を下げている構図になる。
試験での引っ掛け
「公開を前提として業務とシステムを最初から設計する」のがオープンデータバイデザインで、公開後に個別に加工して出す運用とは別。オープンデータの要件は無償であることではなく、機械判読可能な形式と二次利用可能なライセンスである点も取り違えやすい。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問2(IPA)
官民データ活用推進基本法などに基づいて進められているオープンデータバイデザインに関して、行政機関における取組の記述として、適切なものはどれか。
正解:対象となる行政データを、二次利用や機械判読に適した形態で無償公開することを前提に、情報システムや業務プロセスの企画、整備及び運用を行う。
要点:公開を前提に業務とシステムを設計するのがオープンデータバイデザイン
オープンデータバイデザインとは、行政データを二次利用・機械判読しやすい形で無償公開することをあらかじめ前提に置いて、情報システムや業務プロセスを企画・整備・運用する考え方である。公開してから加工を考えるのではなく、設計段階から公開を織り込む点が要点となる。官民データ活用推進基本法や政府のオープンデータ基本指針がこの方針を定めている。
出典:令和4年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)
官民データ活用推進基本法などに基づいて進められているオープンデータバイデザインに関して、行政機関における取組の記述として、適切なものはどれか。
正解:対象となる行政データを、二次利用や機械判読に適した形態で無償公開することを前提に、情報システムや業務プロセスの企画、整備及び運用を行う。
要点:公開を前提に業務とシステムを設計するのがオープンデータバイデザイン
オープンデータバイデザインは、行政データを二次利用しやすく機械判読可能な形式で無償公開することを最初から前提に据え、その前提で情報システムや業務プロセスを企画・整備・運用する考え方である。公開しやすい形にあとから作り直すのではなく、設計時点で公開を織り込む点が肝となる。
出典:令和6年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)
プライバシーやセキュリティ,知的財産権に関する信頼を確保しながら,ビジネスや社会課題の解決に有益なデータが国境を意識することなく自由に行き来する,国際的に自由な…
正解:DFFT
要点:DFFTは信頼を担保した国境を越えるデータ流通の理念
DFFTはData Free Flow with Trustの略で、2019年のダボス会議で日本が提唱し、G20大阪サミットで国際的な合意を得たコンセプト。プライバシー・セキュリティ・知的財産権への信頼を確保したうえで、国境を越えたデータの自由な流通を促進しようという考え方を指す。「信頼性のある自由なデータ流通」と訳される。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。