ABC分析・パレート図とは?えーびーしーぶんせき・ぱれーとず
ABC分析・パレート図とは、どこへ人と予算を集めるかを決めるために、対象の偏りを見える形にする2つの道具。ABC分析は金額や件数の大きい順に対象をA・B・Cへ区分して重点管理の範囲を絞り、パレート図は項目別の値を大きい順に並べた棒グラフへ累積構成比の折れ線を重ね、上位の少数が全体の大半を占めることを示す。
最終更新:2026-10-06
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管理の対象をすべて同じ強さで扱うと、人と予算がいくらあっても足りない。実際には結果の大半が少数の要因から生じるという偏りが多くの場面で見られ、そこへ資源を集めるほうが効率がよい。この偏りを図にして、どこまでを重点管理にするかを関係者へ説明できる形にしたのがこの2つで、情報資産の重要度分類やインシデントの傾向分析でも同じ考え方が使われる。
具体例
パレート図の名は、所得分布の偏りを示したイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートに由来し、QC七つ道具の一つとして品質管理の現場から広まった。担当者であれば、四半期のインシデント報告を種類別に並べ、上位2種類で全体の7割を占めることを示して、教育と対策の予算をその2つへ集中させる案を委員会へ諮る。
試験での引っ掛け
同じABCという略語でも、原価計算のABC(Activity-Based Costing:活動基準原価計算)は重点分析とは無関係の別物で、選択肢に並べられる定番。パレート図の折れ線を度数分布と読むのも誤りで、そこに積み上がっているのは累積構成比、分布を見たいときはヒストグラムを使う。原因の洗い出しに使うのは特性要因図である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。