コンプライアンスとは?こんぷらいあんす
コンプライアンスとは、法令に加えて業界規制、契約、社内規程、社会規範までを守ること。内部統制の4つの目的の一つであると同時に、基本的要素である統制環境を構成する要素でもある。違反を起こさせない仕組みと、起きたときに早く見つけて是正する仕組みの両方を含む。
最終更新:2026-10-06
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条文さえ守れば足りるという考え方では、法整備が追いついていない領域での行為が野放しになり、結果として社会からの信用を失う。そこで守る対象を規範一般へ広げ、経営の目的の一つとして位置づける整理が定着した。支援士の文脈では、個人情報保護法・不正アクセス禁止法・委託先との契約条項・業界ガイドラインが同時に効いてくるため、どれか一つを見て済ませることができない。
具体例
日本取引所グループのコーポレートガバナンス・コードは、上場会社に内部通報の窓口整備と実効性の確保を求めている。実装としては、行動規範のeラーニング、社外に置く通報窓口、遵守状況の定期モニタリングを組み合わせる形が標準的。
試験での引っ掛け
「法令遵守」と訳して範囲を狭く覚えると誤答する。内部統制の4目的(業務の有効性と効率性・報告の信頼性・法令等の遵守・資産の保全)の一つでありながら、基本的要素の統制環境にも含まれるという二重の位置づけが狙われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問11(IPA)解説で登場
セキュリティ対策として,CASB(Cloud Access Security Broker)を利用した際の効果はどれか。
正解:クラウドサービス利用組織の管理者が,組織の利用者が利用している全てのクラウドサービスの利用状況の可視化を行うことによって,許可を得ずにクラウドサービスを利用している者を特定できる。
要点:CASBは利用側がクラウド利用を可視化・制御する仕組み
CASBは、利用者とクラウドサービスの間に位置して通信を可視化・制御する仕組みで、可視化、コンプライアンス、データセキュリティ、脅威防御の四つの機能が柱とされる。導入するのはクラウドを利用する側の組織であり、従業員がどのクラウドサービスをどう使っているかを把握できるため、情報システム部門が把握していないシャドーITの発見に有効である。クラウド事業者側の運用対策とは立場が異なる点に注意する。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問10(IPA)解説で登場
セキュリティ対策として,CASB(Cloud Access Security Broker)を利用した際の効果はどれか。
正解:クラウドサービス利用組織の管理者が,従業員が利用しているクラウドサービスに対して,CASBを利用して利用状況の可視化を行うことによって,許可を得ずにクラウドサービスを利用している者を特定できる。
要点:CASBは利用状況の可視化でシャドーITを見つけ統制する
CASBは、利用者とクラウドサービスの間に位置し、通信を仲介または可視化することで、どの部署の誰がどのサービスをどう使っているかを把握し、統一した方針を適用する仕組みである。情報システム部門が把握していない、いわゆるシャドーITの発見と統制はその代表的な効果であり、可視化・コンプライアンス・データ保護・脅威防御の四つの柱で説明される。
出典:令和6年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問11(IPA)解説で登場
セキュリティ対策として、CASBを利用した際の効果はどれか。
正解:クラウドサービスカスタマの管理者が、従業員が利用しているクラウドサービスに対して、CASBを利用して利用状況の可視化を行うことによって、許可を得ずにクラウドサービスを利用している者を特定できる。
要点:CASBはクラウド利用を可視化しシャドーITを把握できる
CASBは、利用者とクラウドサービスの間に位置し、通信を仲介または監視してクラウド利用を統制する仕組みである。どの部署の誰がどのサービスを使っているかを可視化できるため、情報システム部門が把握していない、いわゆるシャドーITの発見に有効である。可視化のほか、データ保護、脅威防御、コンプライアンス確認といった機能も提供される。
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 2. 内部統制 > (1) 内部統制に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。