COSOフレームワークとは?こそふれーむわーく
COSOフレームワークとは、米国のトレッドウェイ委員会支援組織委員会(COSO)が公表した、内部統制を評価・整備するための枠組みである。業務の有効性と効率性・報告の信頼性・法令遵守の3つの目的、統制環境・リスク評価・統制活動・情報と伝達・モニタリングの5つの構成要素、組織の単位という3つの軸で内部統制を捉える。日本の金融商品取引法に基づく内部統制報告制度もこれを土台にしている。
最終更新:2026-10-06
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1980年代の米国で不正な財務報告が相次ぎ、経営者が統制の仕組みを整備・評価する共通の物差しが必要になった。会計士協会や経営者団体が共同で委員会を設け、1992年に公表したのがこの枠組みである。ITシステムの統制もこの構成要素の中で位置づけられるため、支援士ではアクセス管理や変更管理が「統制活動」に当たるという対応づけで問われる。
具体例
東京証券取引所の上場企業は、金融商品取引法に基づく内部統制報告書を毎年提出する。監査法人が評価に使うチェックリストは、統制環境からモニタリングまでの5要素ごとに項目を並べており、IT部門のアクセス権棚卸しは「統制活動」と「モニタリング」の両方の証拠として使われる。
試験での引っ掛け
日本の基準(金融庁の実施基準)では構成要素に「ITへの対応」が加わって6つ、目的に「資産の保全」が加わって4つになる。米国COSOの5要素・3目的と数を取り違える選択肢が定番である。またCOSOには内部統制の枠組みとは別に全社的リスクマネジメント(ERM)の枠組みもあり、両者は別文書である。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 2. 内部統制 > (1) 内部統制に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。