全社的な内部統制・業務プロセスに係る内部統制とは?ぜんしゃてきなないぶとうせい・ぎょうむぷろせすにかかるないぶとうせい
全社的な内部統制・業務プロセスに係る内部統制とは、内部統制のうち、経営方針・倫理規程・職務分掌の方針・内部通報制度のように組織全体へ広く効く統制を全社的な内部統制、受注の承認や権限付与の手続のように個々の業務の流れへ組み込まれた統制を業務プロセスに係る内部統制と呼ぶ。前者が有効と評価できると、後者の評価範囲や手続を絞ってよいという関係が制度上定められている。
最終更新:2026-10-06
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業務プロセスは無数にあり、全部を同じ深さで評価すると内部統制報告制度は回らない。組織全体の統制基盤がしっかりしていれば個々のプロセスの不備も起きにくい、という前提で、上位の評価結果を下位の評価範囲に反映させるトップダウンのリスク評価が採られた。支援士試験では、IT全般統制とIT業務処理統制の関係と重ねて理解する文脈で問われる。
具体例
金融庁の実施基準は、全社的な内部統制の評価項目(42項目)を例示し、有効なら業務プロセスの評価対象拠点を絞ってよいと定める。全社レベルでアクセス管理方針とIDの棚卸が機能していれば、各業務システムの権限付与手続の評価をサンプル数を減らして行える。
試験での引っ掛け
全社的な内部統制=統制環境ではない。6つの基本的要素すべてを全社レベルで見たものを指す。全社的な統制が有効なら簡素化できるが、不備があれば逆に業務プロセスの評価範囲を広げる方向に働く。IT全般統制とIT業務処理統制の対に置き換えた選択肢にも注意。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 2. 内部統制 > (1) 内部統制に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。